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フジテレビ新ドラマ『家族のうた』盗作騒動に主演オダギリジョーもピリピリ

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オファー段階で気付かなかったの?

 これはフジテレビが盗作を認めた形と言っていいだろう。

 4月スタートのオダギリジョー主演ドラマ『家族のうた』(フジテレビ、毎週日曜9時)に対し、脚本家の伴一彦氏が自身の作品である1987年の田村正和主演ドラマ『パパはニュースキャスター』(TBS系)と設定が酷似しているとTwitterで抗議。これにフジ側が折れる形で設定が変更されることになったのだ。

 表向きフジ関係者は「誤解される部分を訂正する」と苦しい言い訳をしたが、指摘された両ドラマの設定は確かに酷似していた。

 『家族のうた』は、13年前の絶頂期から現在は落ち目というロックミュージシャンをオダギリジョーが演じ、酔うと見境なく女性を口説く生活の中、突然中学生の3人の娘が現れてしまい、世間に隠しながら共同生活をするという物語。他にユースケ・サンタマリア、大塚寧々らが出演する。

 一方、『パパはニュースキャスター』は田村正和主演で大ヒット。独身のニュースキャスターの前に、12年前に酒の勢いで寝た女性たちとの間にできた3人の娘が現れ、世間に隠しながら共同生活するというもの。『家族のうた』の概要が発表された2月上旬、伴氏はTwitterで「偶然の一致というのかな?」「秘密を抱える主人公、というのはありがちです。しかし、酔って口説く。突然三人の女の子が押しかけてくる。それを秘密にしなければならない、っていうのは"類似"じゃ済まないでしょう」と抗議。さらに「裁判やったら傍聴に来て下さい」と法廷闘争まで示唆したから、業界中が注目する騒動となってしまった。

 ただ、その後の伴氏は「ネットを見てると私が激怒とかぶち切れだとか書かれてるけど、そんなことはありません」とトーンダウン。フジ側も当初は記者の取材に「酒井雅秋氏のオリジナル脚本」と言い張っていたが、後に「対応を協議しています」と態度を軟化させた。

 TBS関係者によると、『パパは~』を担当した八木康夫プロデューサーがフジ側と話し合いを持って解決したとのことで、伴氏も20日にフジ側から説明を受けたことを明かし「一部期待されてるような事態にならず、申し訳ありません」と終結宣言をつぶやいている。

 これで法廷闘争という最悪の事態は避けられたが、困惑しているのは制作の現場だ。「脚本の見直しや撮影し直しに迫られ大変なことになっている」とフジ関係者。

「あまり大きい声では言えないけど、脚本上で白紙になった部分も少なくないようで、制作サイドからはどこから手をつけていいか分からないと悲鳴が聞こえている。3人の娘の配役を進めていた渦中だったから、出演オファーをし直したり、出演に難色を示す女優がいたり大変。"伴さんにはドラマを見終わってから言ってほしかった"とか"誰得なの?"なんて声もあったほど」(同)

 恨み節を伴氏にぶつけるのは筋違いだが、フジ関係者が戦々恐々としているのは主演オダギリのご機嫌だ。関係者間でも「イライラすると手がつけられないのは沢尻エリカと双璧」といわれるオダギリは、昨秋の映画祭出席で韓国を訪れた際はサインをねだったファンにイラついた態度で「こうだくみ」を書き殴り、今年1月の出演映画の記者会見でも「話すことは何もない。終始無言だったと書いておいてください」と終始ふてくされた態度で、制作サイドを慌てさせた。



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