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不可解ザック采配に激怒! 日本代表DF酒井高徳「使わないなら呼ぶな」発言の余波

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 独ブンデスリーガのシュトゥットガルトに所属する日本代表DF酒井高徳の発言が、サッカーファンの間で波紋を呼んでいる。これはドイツ紙のインタビューに応えたもので、日本代表での自身の扱いに不満を述べ、ドイツ代表を選択する可能性について語ったのだ。

「ここ数週間で起きたことには納得がいっていない」

と語る酒井だが、ロンドン五輪で出場機会が少なかった上、五輪閉幕後の8月15日に行われたキリンチャレンジカップのベネズエラ戦で日本代表に選出されながら出場機会を与えられなかったことに、不満をあらわにしている。これに対し、「日本代表でも試合に出られないやつが、ドイツ代表に選ばれるわけがない」「この時期に使わないのに招集するのは、酒井にも所属チームにも失礼」といった具合に、ファンの間でも賛否両論。

「酒井は母親がドイツ人で、日本のフル代表としての試合出場経験もないため、ドイツ代表を選択することが可能なんです。酒井は昨シーズン途中に移籍したにもかかわらず、シュトゥットガルトでレギュラーに定着していて評価も高い。現地でも『ドイツ代表に』という声もあるんです」(サッカージャーナリスト)

 酒井の代表における扱いには、酒井本人のみならず、シュトゥットガルトのブルーノ・ラッバディア監督も「五輪で出場機会がほとんどなかったのに、フル代表として絶対に必要とされているとは思えない。選手にとってのメリットは何もない」と、怒りをあらわにしている。

「ラッバディア監督が怒るのも当然です。出場機会もないのに、新シーズン前の大事な時期に選手を代表に取られるわけですから」と前出のサッカージャーナリストは指摘するが、今回の酒井の選出問題で浮き彫りになったのは、日本代表のザッケローニ監督の適性だという。

「ベネズエラ戦のような親善試合に、使わない選手を呼ぶ必要なんてまったくない。ブラジルW杯アジア最終予選のイラク戦を目前にして、親善試合は新たな選手を試す機会なわけです。そこで酒井を使わずに、いつ試すのかということです。酒井だけでなく、ハーフナー・マイクも宮市亮も呼んでおいて起用することなく、結局使われたのはいつものメンバー。特に、普段センターフォワードのハーフナーがいるにもかかわらず、MFの本田圭佑を一列上げて1トップに入れるなど、采配も不可解。これじゃ、ハーフナーを呼んだ意味がない。とにかくザッケローニは采配が保守的だし、これ以上の戦力の上積みが期待できません。日本が最終予選を突破して本戦出場を決めるのは当然のノルマだとして、内容次第では監督交代を検討すべきだとさえ、私は考えています」(同)

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