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貴乃花が自叙伝でも明かさなかった「さすがに書くのはヤバイ」最大タブーとは

ikizamatakanohana28.jpg『生きざま』(ポプラ社)

 大相撲の「若貴ブーム」を兄の元横綱・三代目若乃花とともに担った第65代横綱の貴乃花親方が初の自伝『生きざま』(ポプラ社)を出版した。本人いわく「相撲道で培ったものを伝えていきたい」とし、児童向けの『一生懸命』(同)も出版する。


 自伝の中身は父の大関・貴ノ花(故人)の引退から始まり、父が師匠を務める藤島部屋(のち二子山部屋)への入門、自身の大関、横綱時代、親方業など全6章で構成。現役時代の、整体師による“洗脳騒動”や、父の遺産相続を巡っての身内の確執などにも触れられているが、宮沢りえとの婚約解消騒動についてはわずか数行しか触れられていない。

 全体的にオブラートに包まれている印象だが、とりわけ洗脳騒動の真相については、周囲も相当神経を使ったと見られる。

「知りたいのは心・技・体を兼ね備えていた名横綱が、なぜいとも簡単に整体師に傾倒してしまったのか? ということ。私も角界の人間ですから、はっきりとは言えませんが、この時期に貴乃花は整体師を通じて自分の出生に関して“あること”を知ってしまったんです。それで誰も信じられなくなってしまった」(現役角界関係者)

 自暴自棄に陥るほどショッキングな出来事だったそうで、結果、兄の若乃花との間に不協和音が生じることになったという。

「信じていた身内にも裏切られた、という思いが強かった。今も兄や母の藤田紀子さんと仲が悪いのは、この時の出来事があったから。要は、血はつながっているけど……というやつです。これ以上は勘弁して下さい」(同)

 出版にあたり、ポプラ社は何度も貴乃花親方とその周辺者と打ち合わせを行ったという。人気低迷が叫ばれる相撲界にとって、貴乃花親方は最後の砦。将来的には、相撲協会トップの座も約束されている。自伝出版で過去の歴史に区切りをつけ、文字通り“相撲道”にまい進してもらいたいものだ。

最終更新:2012/12/28 12:07
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