日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 桂米朝【危篤説】のトホホな顛末

マスコミが裏取りに奔走した! 人間国宝・桂米朝“危篤説”のトホホな顛末

911gb6bJaFL._AA1500_.jpg『ほんまにとっておき米朝噺し』
(EMI MUSIC JAPAN)

 2週間ほど前、落語家で人間国宝の桂米朝(87)の“危篤情報”が一部マスコミの間で流れ、騒然となった。関係者によると、まずはテレビ局を中心にウワサされ始め、その後、新聞、週刊誌と広まっていったようだ。


 その内容はというと「中身はなく、ただ『危篤で大阪の病院の集中治療室に入院している』というもの。具体的な病状もなければ、入院先も特定できなかった」(スポーツ紙記者)。

 とはいえ、年齢的なことを考えれば、ありえない話でもない。一部マスコミの中には、最悪の結末を想定して動いていた社もあったという。

 だが、後日それがガセであることが判明。一説には「某テレビ局が米朝さんのドキュメンタリーを制作していて、所属事務所を通じて米朝さん本人にコメントを求めたところ、『話せる状態ではない』と返ってきたそうだ。それに尾ヒレがついて、今回の話になったのかもしれない」(テレビ関係者)という。

 別の“震源地”もあった。昨年7月、大阪市北区のサンケイホールブリーゼに、米朝のそっくりの人間型ロボット「米朝アンドロイド」が作られた。制作費は約8,000万円。あまりの精巧な出来映えに、完成当時は大きな話題となったが、最近のその米朝ロボの調子が悪いというのだ。

 在阪のスポーツ紙記者は「口や頬の動きが、若干鈍くなってきているとか。お笑い好きの関西人だけに“盛っている”可能性はありますが、『米朝ロボが危篤になった』と言われていましたよ(笑)。もしかしたら、そこからご本人の“危篤情報”につながったのかもしれません」と話す。

 まるでコントのような話だが、新たな“米朝伝説”が生まれたことは間違いない。

最終更新:2013/05/14 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

中田カウス、松本人志を猛口撃も「かなり不評」

「週刊文春」による性加害疑惑報道を受けて、発...…
写真
イチオシ記事

『水ダウ』ドッキリの一歩先

 1日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)は「ハニートラップ、ネタばらし後に『今度はホントに…』と誘えば連続で食らわせることも可能説」。プレ...…
写真