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楽天マー君、メジャー移籍前に“酷使”のツケ「入札金が10億下がる!?」

515ktQbwSfL._SS500_.jpg『田中将大―ヒーローのすべて』(北海道新聞社)

 シーズンで無敵の24勝を記録し、日本シリーズでは巨人に1敗を喫しながらも、最後は胴上げ投手としてチームを日本一に導いた東北楽天のエース・田中将大投手。今季オフ、メジャー移籍が確実といわれているが、ポストシーズンでの“酷使”に、関係者から非難が集まっている。


 日本シリーズ第6戦。日本一に王手がかかった試合で登板したのは、やはり田中。この試合まで、今シーズン全試合で黒星なし。

「いつか負けるだろうとみんな思っていたけど、とにかくすべてにおいてレベルが違いすぎた」(スポーツ紙プロ野球番記者)

 だが、この日は慎重さが悪いほうに出た。得意のスプリットを初回から多投。握力が弱まってもなお変化球に頼り、ロペスにホームランを打たれるなど4失点し、敗戦投手に。160球を投げる完投負けだった。

 翌日、「世紀の一戦」と称された第7戦には、7回あたりからブルペンで調整を始めて9回のマウンドへ。15球を投じて、強力な巨人打線をねじ伏せ、胴上げ投手となった。

「6戦目での続投、7戦目の登板も、星野監督はしきりに“田中が志願した”と強調していましたね」(同)

 だが、よく考えれば来季メジャー移籍が大前提の田中が、自ら酷使を「志願」するとは到底考えにくい。取材を進めると、やはりウラがあった。「マーくんは大事な舞台で、完全に“使われた”んです」と話すのは、ある球界関係者。

「今回の日本一胴上げ登板を元監督・野村克也さんは『昔かたぎの芸当だ』とコメントしていますが、要は星野仙一監督の描いたシナリオに主演で使われた、というだけ。それは当然、今オフの指揮官の年俸はもちろん、編成面や予算への口出しの武器にもなるわけです。9月のリーグ優勝時、星野監督は1年間のねぎらいを込めて、田中を9回のマウンドに送った。ところが、メディアがこれを予想以上に取り上げ、大反響を得られた。これに味を占めた指揮官が、CSのファイナルステージでも日本シリーズでも、田中の考えを半ばスルーして使ったんです。田中からすれば、報道陣から『志願登板か?』と聞かれれば、“イエス”の答えを出さざるを得ない空気になってしまいました」(同)

 となると、気になるのは酷使した今シーズンの「代償」である。

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