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業界震撼の暴露本『騎手の一分』で“競馬界の裏番長”藤田伸二騎手が低迷中!?

kishunoichibun.jpg『騎手の一分――競馬界の真実』講談社

 かつてはフサイチコンコルドで日本ダービーを制し、シルクジャスティスやローレルゲレイロ、トランセンドなどの名馬の主戦を務め、数々のG1レースで勝利に導いてきた藤田伸二騎手の低迷が著しい。今年に入ってからの勝利数はわずか8勝。勝率、連対率とも0.067で全国リーディング43位(3月29日時点)と思わしくない。

 藤田騎手といえば、数多くのG1を手中に収めるとともに馬を真っ直ぐキレイに走らせる技術にも長けて、歴代最多のフェアプレー賞を獲得し、2004年と10年には特別模範騎手賞も受賞している。その一方で、周囲に迷惑をかける危ない騎乗をする後輩騎手を厳しく“指導”したり、一部信頼をおいている記者以外の多くのマスコミ関係者に対して、レース前やレース後のコメントを拒否したりするなどコワモテの一面も。

「男気あふれる一本気な性格を高く評価する関係者も一部にはいますが、ここだけの話、みんなから怖がられています。藤田さんを若手時代から知っているベテラン騎手や調教師、かわいがられているわずかな後輩騎手を除いて、年下の騎手や調教助手などスタッフは腫れものに触る感じで、滅多に自分から声をかけたりはしません」(某トラックマン)

 さらにはこんな話も。

「キレると後輩はもちろん、先輩にさえも容赦ない。以前には関東所属のベテラン先輩ジョッキーの髪をつかんで引きずり回したこともありました。その時は相手にも非があり、大事にはなりませんでしたけど……」(同)

 それでも、これまでは数々の勝ち星を挙げて実力で周囲の雑音をシャットアウトし、我が道をいっていた藤田騎手だが、最近は成績も低迷し、G1などの大レースが開催される日には裏開催のローカル競馬場に参戦するケースも目立つ。その背景にはある1冊の本が関係しているという。

「藤田さんは一昨年に著書『騎手の一分』(講談社)という本を上梓しましたが、書中ではJRAや騎手のエージェント制度、一部人気騎手の騎乗方法などを批判し、大きな話題を呼びました。以前から歯に衣着せぬ言動が目立つタイプではあり、的を射ている部分もありますが、さすがに過激すぎる内容に競馬サークル内では以前にも増して距離をとる動きもあります。有力馬への騎乗機会が減っている背景には、こうした影響もあるでしょう」(同)

 それと重なって騎手たちの世代交代も逆風となっているという。

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