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週刊誌スクープ大賞

「高品質で低価格」に限界? 客離れが止まらないユニクロが第二のマクドナルドになる日

 文春は、安保法制法案が思い通りに運ばないことにイラついて、安倍首相のトイレの回数が増えていると報じている。それはともかく、小泉進次郎氏が今の自民党にこう苦言を呈している。

「様々な問題が出てきている中で、大変危惧しているのは、自民党の傲慢さ、驕り。そして、あの苦しかった野党時代のことを忘れてしまったんじゃないか。そういった思いが国民の間に出てきているんじゃないか。私は(自民党が)野党の時に、初めて当選した政治家です。自民党を一回野党にしたい、それくらい国民から信頼を失ったあのときの自民党が、私の原点なんですよ。それを考えると、今の自民党の見え方というのは、謙虚さ、もう二度と国民の信頼を失ってはいけないという部分を私は忘れていないと信じたいけども、それを疑われかねない状況。危機感を持って党を挙げて、少しでも理解を得られるように丁寧に、真摯に、謙虚に説明を重ねなきゃいけないなと、そう感じています」

 どうという発言ではないが、小泉進次郎の口から出ると、何やらありがたく聞こえるから不思議である。

 第6位は、アサ芸の百田尚樹批判記事を取り上げる。本物の右翼や民族派の論客が百田発言を怒っているというのである。「同血社」の河原博史氏はこう話す。

「百田氏は小説家になる前にはテレビのバラエティー番組で放送作家をしていた。だから、こうした発言は世間を騒がせようとして言っているだけにすぎないんじゃないですか。 テレビ番組ならまだしも、政権与党と密接な関係を持つ中でこうした奇をてらっただけの軽率な発言を繰り返していては、国政が混乱するだけだ。自民党はこうしたヤカラと国論を語るべきではない。勉強会にこんな人物を招いたのは明らかに自民党の人選ミスだ」

 河原氏はこうも言う。

「しょせん時の政権に媚びて、一風変わったことを言う売名屋でしかない。自分を愛国者と言っているようだが、愛国を商売の道具に使っている“愛国屋”でしかありませんよ」

 故・野村秋介氏の筆頭門下生で「二十一世紀書院」代表の蜷川正大氏もこう話す。

「言論の自由には批判される自由もある。自民党寄りの新聞だけあればいいかと言えばそんなことはないはず。(中略)反政府的な新聞は経団連に圧力をかけて広告をなくせと言うのでは、右翼・民族派の立場でも賛同できない。自民党のおごりに他ならない。目下、最重要な『安保論議』の中で、今こそ日米安保に詳しい学者や憲法学者などを呼んで勉強会を開けば、一般の人も『自民党も一生懸命やっている』と納得するはずです。失礼ながら、いまさら安倍総理応援団の百田氏を呼んでも似たもの同士の馴れ合いにすぎず、特別に斬新さはない。それどころか、この一件で大事な法案を通すどころか足を引っ張りかねない」

 百田氏の「暴言」よりも、彼らのほうがよほど「正論」だと、私も思う。

 お次はご本尊、安倍首相にも身内から批判が殺到しているというお話。

「安倍あたまオカシい。完全に歴史を誤った方向に進めた」
「マスゴミ批判発言の謝罪とこの件で安倍支持やめるわ。総理辞任しろ、低学歴カス」
「安倍が売国奴だと、今の今まで気がつかないで安倍を持ち上げてた」
「とりあえず、死ね安倍」

 7月6日に、こうした罵詈雑言の数々が、突如、インターネットの掲示板やFacebookなどに一斉に書き込まれる異常事態が発生したと現代が報じている。

 その原因は、7月初旬に世界遺産に登録された「軍艦島」など日本の近代化産業遺跡群をめぐる、韓国との攻防だったという。

 こちらの経緯は、文春が詳しい。「軍艦島」として知られる長崎県の端島炭坑などが世界遺産として登録されたその日、日本の代表団が「意に反して厳しい環境のもとで働かされた(forced to work)朝鮮半島の人々がいた」と「言及することを余儀なくされた」(文春)ことに憤り、これは韓国に対する外交敗北だと批判している。

 韓国側は軍艦島や旧八幡製鉄所など7つで、第二次世界大戦中に朝鮮人が強制労働させられた施設が含まれていると登録反対を主張し、さまざまな妨害活動を繰り広げてきたというのだ。

 こんなこともあったそうだ。日韓外相会談前の6月13に韓国の外相がドイツを訪れて外相会談をした。その後、現地有力紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」が日本に対して「歴史の一部を絨毯の下に隠したまま、自国の歴史の近代化について語ろうとしている」と批判したという。

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