【高部あいコカイン逮捕】「ヤバいシーンカットした」テレビ業界、薬物汚染の実情

1113takabe_main.jpg※画像:高部あい

 コカインの所持および使用容疑で逮捕された元タレントの高部あい容疑者。国民的美少女コンテストの出身者ということで、売れっ子とまでは言わないまでも直前まで芸能活動を行っていただけに、その逮捕には誰もが驚いた。

 芸能人の薬物による逮捕と言えば酒井法子や田代まさしなど、これまでにも前例はある。そのため、『芸能界は薬物で汚染されているのか』『すぐそばで接する業界関係者は薬物使用の事実を知りながら隠しているのではないか』などの声もあがっている。実際のところはどうなのか、業界関係者に話を聞いた。

「そもそも芸能界は薬物汚染されていないと思います。たしかにお金を持っている人が多いですし、あらゆる人たちが寄ってくる仕事なので、魔の手が伸びやすい環境にはありますが、99%の人間は真面目に働いていますよ。警察官に不祥事が多いと言われるのと同じで、目立つ職業だからこそ大々的に報じられるだけで、実際は全体のごく一部なんです」(プロダクション関係者)

 たしかに全員が全員、薬物に手を出しているとは思わないが、これだけ逮捕者が多いと、どうしても汚染されているイメージは持ってしまう。しかし、そこまで言い切るからには、薬物を使用している人間に会ったことはないのか。

「ありません。これまであらゆる芸能人と仕事をしてきていますが、見たことはないです」(同)

 完全否定されたが、これには事情があると、ほかの関係者が教えてくれた。

「相手の顔を見れば薬物をやっているかどうかわかるって言いますけど、それは警察官とか薬物常習者と頻繁に接しているプロが見た場合の話です。僕らは実際に中毒者の顔を見たことがないので、微妙な違いには気づけないんですよ。酒井法子とも以前、仕事をしたことがありますが、そんな片鱗は全くありませんでした。だから、そこで見分けることなんて無理なんです」(テレビ局関係者)

 たしかに常習者の特徴を知らない人間が見たところで見分けるのは不可能なのかもしれない。実際、こんなこともあったという。

「一度『こいつやってるんじゃないか?』って思った人もいたんですが、そもそも芸能人は病んでしまっている人が多いので、その人物もただ疲れて挙動不審になっていただけでした。こちらが『そうじゃないか』と思っている人は全く手を出しておらず、ノーマークの相手が突然逮捕されるので、驚くばかりですよ。だから、そういう意味では僕らが知らないだけで、まだまだいるのかもしれませんけどね」(同)

 この関係者が話すように、周囲が気づけないだけで実際には薬物に手を出している芸能人はいるかもしれない。しかし、テレビという公共の電波に映像が乗る以上、警察関係者がそれに気づく可能性もあるはずだ。

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