日刊サイゾー トップ > その他 > ウーマン・ウェジー  > 乙武洋匡も唖然!欠損人間4選

性豪・乙武洋匡も唖然! 障害を超えて人生を謳歌した最強の身体欠損人間4選

■嫁に恵まれなかった皇帝、クラウディウス

0324han9.jpg『即位を宣するクラウディウス帝』(1867年)、画像は「Wikipedia」より引用

 ローマ帝国第4代皇帝クラウディウス。近親婚の影響か彼は先天性の障害を持っており、普段からうまく話せず、よだれを垂らし、足を引きずっていたといわれ、脳性まひを患っていたと推測されている。そのため、もともとは皇帝候補ではなかったのだが、先代皇帝が暗殺されたことから、急遽担ぎだされることとなった。

 そのような経緯から帝王学を学んでいなかった彼であるが、それまで歴史の研究に没頭していたことを活かし、過去の歴史から学んだ施策を行い、ローマ社会に平穏の時をもたらしたという。

 そんな彼は4度の結婚をしているのだが、その中でも有名なのが3番目の妻メッサリナだ。クラウディウスが妻の行動に無干渉であるのをいいことに、皇妃という立場を利用して好き放題に振る舞ったという。さらに性欲が強かったのか、ローマの売春宿に偽名で潜入し、一晩で25人の男と交わってもなお欲求不満であったという話も伝えられている。

 そんなとんでもない妻は、やがてクラウディウスの抹殺をも企てるが露見し、処刑される。窮地を脱した彼だが結局、4番目の妻アグリッピナにより毒殺されたといわれている。アグリッピナが夫を毒殺させてまで、皇帝にさせたかった彼女の連れ子こそ、暴君として名高い皇帝ネロである。

 現代は障害者福祉を踏まえた社会づくりが前提となっているが、まだまだ充実しているとはいえないだろう。しかし、そんなものが無い時代にも強く活躍した過去の障害者を見ていると、障害の有無を問わず個人の資質が何よりも大事であるということを思い知らせてくれる。

参考リンク:「thehumanmarvels.com」、ほか

最終更新:2016/03/25 09:15
1234
ページ上部へ戻る
トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『24時間テレビ』強行放送の日テレに反省の色ナシ

「愛は地球を救う」のキャッチフレーズで197...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真