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『レコ大』大賞は今年も“事務所の政治力”頼み? 「ミリオンヒット」乃木坂46と「3万枚」三浦大知の一騎打ちか

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「第59回日本レコード大賞」の各賞が、11月16日に発表された。優秀作品賞には乃木坂46「インフルエンサー」、三浦大知「EXCITE」、氷川きよし「男の絶唱」、三山ひろし「男の流儀」、欅坂46「風に吹かれても」、AI「キラキラ feat. カンナ」、西野カナ「手をつなぐ理由」、AKB48「願いごとの持ち腐れ」、AAA「LIFE」、SEKAI NO OWARI「RAIN」の10作品が選出、この中から大賞が決定する。

 今年のレコ大に関しては、11月9日発売の「週刊文春」(文藝春秋)11月16日号で、乃木坂46「インフルエンサー」が大賞の最有力候補であると報じられている。とある音楽業界関係者は、こう話す。

「実際のノミネート作品を見てみると、まさに文春が報じた通りの展開といった印象。売り上げ枚数的には、総選挙の投票券が封入されていたAKB48『願いごとの持ち腐れ』が250万枚以上なので圧倒的ですが、乃木坂46『インフルエンサー』もミリオンヒットを記録しており、十分な数字です。世間的な支持率も、AKB48より乃木坂46の方が上であり、乃木坂の大賞受賞は、かなり現実的な話だと思います」

 優秀作品賞の中で、そんな乃木坂46の対抗馬となり得るのは、三浦大知だという。

「三浦大知の『EXCITE』は、発売週の売り上げ枚数は3万枚程度とかなり寂しいものですが、自身初のオリコン1位を獲得しています。また、パフォーマンスの面で、世界に出しても恥ずかしくないソロアーティストとして音楽業界全体が三浦に期待しているということもあり、プッシュする関係者も少なくないですね。そして、何より三浦が所属するライジングプロダクションは、以前より『レコ大』とのつながりが強く、同事務所所属アーティストが多くの賞を受賞しています。何かしらの政治力が動いて、サプライズ的に三浦が大賞受賞ということもあり得ると思います」(同)

 一方、新人賞は、つばきファクトリー、中澤卓也、NOBU、UNIONEが受賞。この中から最優秀新人賞が1組選ばれる。前出の「週刊文春」では、レコ大に影響力を持つバーニングプロダクションの周防郁雄社長のお気に入りだというNOBUが有力だと伝えられた。別の音楽業界関係者は言う。

「“行政”的にNOBUが強いのは変わらないと思いますが、実績でいえばハロー!プロジェクトのつばきファクトリー。ハロプロは一昨年もこぶしファクトリーが最優秀新人賞を受賞するなど、レコ大との関係性もあります。フタを開けてみないことにはわかりませんね」

 ちなみに、ハロプロのグループでは、過去にモーニング娘。、℃-ute、スマイレージ(現アンジュルム)、こぶしファクトリーの4組が最優秀新人賞を獲得している。

「℃-ute、スマイレージ、こぶしファクトリーは、受賞から数年のうちにメンバーの卒業が相次ぐ事態になっていて、ハロプロファンの間ではレコ大最優秀新人賞の嫌なジンクスとして知られているようです。ファン的には、つばきファクトリーには同賞を獲ってほしいような、そうでもないような、複雑な心境かもしれないですね」(同)

 いずれにしろ、事前情報通りの動きを見せている今年のレコ大。年々注目度は下がっているが、盛り上がりはいかに……。

最終更新:2017/11/18 10:00
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