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小倉優子だけじゃない!? 阿部寛、さまぁ~ず・三村マサカズ……芸能人たちの“不動産売買”事情

阿部寛の公式ホームページより

 小倉優子がハワイの別荘を売却したと一部メディアで報じられている。小倉は昨年7月に美容師の夫と離婚。2人の子どもの親権は小倉が持っている。別荘売却で得た金銭は子どもの養育費に充てられるようだ。この件について当の小倉は否定しており、その真偽は定かではないがともあれ、小倉に限らず芸能人の中にはさまざまな理由で不動産を手放す人間が案外多いのも事実だ。

「もっとも多いのは投資目的で不動産を購入したものの失敗するパターンですね。俳優の阿部寛はバブル期のマンション投資によって数億円の借金を背負ってしまいます。当時はモデルから俳優へ転身し仕事は上向きでした。しかし、濃い目の顔立ちが時代にそぐわなかったのかその後は長い低迷期が続き、苦労を味わったようです。2000年代に入ると『トリック』(テレビ朝日系)などでブレイク。20年かけて借金を完済したようですね」(業界関係者)

 バブル期の不動産投資により多額の借金を抱えた芸能人といえば「千昌夫の3,000億円」が知られるが、阿部寛も人知れず苦労人であったのだ。さらに、ひょんなことから不動産物件が舞い込んだ芸能人もいる。

「さまぁ~ずの三村マサカズですね。バカルディ時代の1998年に『オールスター感謝祭』(TBS系)に出演して優勝を果たし、苗場のリゾートマンションを獲得します。しかし登記手数料や固定資産税などは自己負担のため、やむなく物件を手放したそうです。“苗場のリゾマン”はバブル期の遺産というべきもので、今は物件そのものは10万円程度で投げ売りされています。いざ、手に入れたところで維持は大変だったかもしれません」(同)

 何かと不安定な立場にある芸能人にとって不動産はある意味では安心材料なのかもしれない。だが、それに泣かされることも多そうだ。
(文=平田宏利)

最終更新:2018/01/20 18:00
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