“炎上絵本作家”のぶみが総長だった「池袋連合」って実在したの? 瓜田純士に聞いてみた!

本物の極道だった元アウトローのカリスマ瓜田純士が見る『アウトレイジ 最終章』の画像1

 人気絵本作家・のぶみ氏(39)が作詞した「あたし、おかあさんだから」をめぐる騒動(記事参照)が収まらない。当初は歌詞の内容に関する炎上だったが、そこから延焼する形で真偽を取りざたされているのが、のぶみ氏の「池袋連合という暴走族を束ねる総長だった」とのプロフィールだ。果たして池袋連合という暴走族は実在したのか? この手の疑問は、あの男に聞くのが一番だ。のぶみ氏の1つ年下で、都内の有名不良だった“キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士(38)に緊急電話取材!

――ちょっとお尋ねしたいことがあり、お電話しました。

瓜田 なんでしょう?

――「池袋連合」という暴走族をご存知ですか?

瓜田 聞いたことないですね。いつの時代の話ですか?

――瓜田さんが16歳か17歳の頃だと思われます。

瓜田 ってことは1990年代後半、俺がちょうど稼業入りした頃ですね。

――はい。「池袋連合」は、瓜田さんの1つ年上の「のぶみ」という方がリーダーで、彼が18歳になる直前まで、中池袋公園を根城に160~200人の勢力を誇っていたそうです。

瓜田 初耳ですね。俺の記憶が正しければ、池袋界隈の暴走族だと、古くは「群龍會」「龍神會」あたりが有名です。あと、これは暴走族じゃなくてチーマーだけど、俺の3つ4つ上くらいの世代だと、「変態倶楽部」っていうチームが90年代後半に幅を利かせてましたね。で、そのあと彗星の如く現れたのが「全日本TC連盟」という暴走族です。

――聞いたことがあります。

瓜田 「全日本TC連盟」は昔からある有名な暴走族で、しばらく休眠状態だったんですが、俺の1つ上の世代が、90年代後半に短期間だけ復活させたんですよ。その中には「巣鴨麗心愚(とげぬき麗心愚)」とかいう、なかなかボキャブラリーセンスのあるチームもあって、池袋、巣鴨、大塚あたりでよく走ってました。

――そのほか、90年代の池袋界隈で有名だった暴走族は?

瓜田 「ワード」ってのもいたし、「豊島連合」ってのもいました。あとこれは暴走族じゃないけど、「Florence13」っていう赤ギャングもいましたね。石田衣良原作のクドカンのドラマ『池袋ウエストゲートパーク』のモデルになったとウワサのカラーギャングです。そんなところでしょうか、池袋と聞いて、俺がパッと思い出せる不良グループは。

――つまり、「豊島連合」は存在したけど、「池袋連合」は存在しないんですね?

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