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現役グラドルが芸能界の「セクハラ」「#MeToo」問題に言及! 「セクハラを利用して、のし上がるしかない……」

イメージ画像 Photo By evii T from Flickr

 収束の気配が見えない、財務省の福田淳一事務次官による、テレ朝女性記者へのセクハラ問題。野党は、有名女優たちがハリウッドの映画プロデューサーのセクハラを告発したことで米国にて盛り上がった「#MeToo運動」に便乗し、喪服を着てプラカードを掲げて財務省に突撃するパフォーマンスを展開するなど、安倍政権打倒の新たな材料の登場に大はしゃぎとなっている。

 日本の芸能界では、モデルの水原希子や、写真家のアラーキーこと荒木経椎のモデルをつとめていたダンサーのKaoRiなどが、「#MeToo」の声を上げ話題になったが、意外にも、それ以上の広がりはほとんど見られない。グラビアアイドルの世界などから、その声がもっと上がってもおかしくないが、そうはならないのはなぜか?

「カメラマンにも編集者にも、セクハラ親父はたくさんいますが、ただでさえ仕事がないのに、そんなややこしいことをして面倒なヤツとでも思われては、さらに仕事が減ってしまう。声を上げられないのが現実でしょう」(芸能プロ関係者)

 Gカップバストが自慢のある現役グラドル・A子ちゃん(26)は、「声が上げられないっていうのもあるけど、セクハラ親父は利用してなんぼ。特に、私たちみたいな底辺グラドルには、いてくれなきゃ、正直、困るんです」と、こう話す。

「身体を触ってきたり、顔を見れば『ヤラせろ』って言ってくるカメラマンや番組関係者は、いっぱいいますよ。でも、そう言われているうちは関心を持ってもらっているということだし、自分からそう仕向けているところも正直ありますよ。実際にヤラせるかどうかはともかく、私たちは、そうやってでも仕事が欲しいし、それでいいと思っている子も多いし、なんならそういう世界だから頑張れるっていうタイプも少なくないし、まして被害者だとも思っていない。私がまさにそうで、正直、Gカップとかって、いまはもう珍しくないし、顔もアイドルの中では普通。滝沢カレンちゃんみたいな天然でもないとなると、逆に、リアルにタレントとして評価されるのが、一番、困るんですよ。実際、そういう、ちゃんとしたディレクターさんとかには、まず相手にされませんから。相手にしてくれるセクハラ親父は、私たちの生命線です(笑)」

 そんなA子ちゃんは、今回の福田事務次官の問題をどう見ているのか?

「確かに、『オッパイ触らせて』とか『キスしたくなっちゃった』とか、キモいのは間違いないですよね(笑)。ただ、グラビアの現場なら、あれくらいなら全然あり。それよりも、『#MeToo』のプラカードを持って騒いでいる人たちに全女性の代弁者みたいな顔をされることの方が、なんかイラっとします」

 セクハラいろいろ人生いろいろ、のようだ。

最終更新:2018/04/27 13:00
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