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テレ東“キス特番”で、コウメ太夫が三上悠亜とキス!? 男たちのリビドーが爆発寸前に

三上悠亜

「ビジネスキス」という言葉がある。典型的な例を挙げると、女芸人が笑いを取るため、その場の流れで男芸人と交わす、本気ではないキスのことを指す。

 とはいえ、キスはキス。そんなに割り切れるものか? という気がしないでもない。冷静でいられないからこそ、『ゴッドタン』(テレビ東京系)の「キス我慢選手権」は人気企画に成り得たのだろうし。

 

■三上悠亜とのキスで人生の帳尻を合わせる!

 5月21日と28日の2週連続で放送されたのは、その名も『サバイバル・キス』(同)なる番組。面白いのは、第1週と第2週の番組内容がまったく違うことだ。本稿では、第1週を「男性編」、第2週を「女性編」と呼びたいと思う。

 まずは男性編から。ある日、都内某テーマパークに45人の男たちが集められた。彼らは、屈強な仮面の軍団「キスキラー」による妨害を乗り越えたり、さまざまなゲームをクリアしなければならない。その先に待っているのは、セクシー女優・三上悠亜からのキスである。キスを求め、屈強な男らと対峙するのだ。

「皆さん、最後まで残って、私のぷるぷるかもしれない唇を楽しみにしててください!」(三上)

 それにしても、参加者の顔ぶれにコクがある。30歳のイケメン童貞、離婚されてしまった50歳、人生にいいことがなかった元ホームレス……。

「本当に惨めな47年間だったんで、一度くらいこういう時があってもいいなと思って……」(元ホームレス)

「(三上とのキスは)今までの人生、取り戻せるぐらい価値はあります」(職を転々とする30歳の草食男子)

 ちなみに、ロケは平日に行われたらしい。カタギならば勤労しているはずの時間帯にキスを欲してやってくる……。気合と生活スタイルがスレスレである。

 よく見ると、一般参加者に混じり、芸人・コウメ太夫がすっぴんで参加してる姿も発見できる。

「キスがしたくてたまらなくてね、いいかげん。嫁と離婚してから、何してもうまくいかない! 相変わらず……チキショウ!」(コウメ太夫)

 キスへの一途な思いは買いたいが、意識があまり高くないことは顔ぶれからして明らかだ。

 ゲームが進むに連れ、挑戦者たちは次々に敗退していった。彼らの敗戦の弁が、また熱いのだ。

「チキショーっ、すごいしたかった!」

「なんとかなりませんか……?」

 この日の参加者はピュアである。あからさまにキスと性欲が直結しており、リビドーは暴発寸前の模様。

 結果、優勝を果たしたのは役者の卵であった。めでたく彼は、口と口で三上とキス! その光景は、すがすがしさを感じるほどだ。

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