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ブリグリからギターが脱退……隆盛を誇った”男2女1″ユニットが抱える構造的欠陥とは!?

buriguri.jpg「Stand by me」デフスターレコーズ

  DREAMS COME TRUE、MY LITTLE LOVER、globe、Every Little Thing、Do As Infinity……90年代に隆盛を誇った男性二人と女性一人による3人組ユニット。”ドリカム状態”と呼ばれ、かつてはヒット曲を世に送り出す音楽業界の”黄金率”のように語られた形態だが、いずれもさまざまなトラブルを抱え、メンバーの脱退、もしくは活動休止を余儀なくされている。そんななか新たに、長きに渡り人気を誇った3人組の人気ユニットからメンバーの脱退が発表された。「There will be love there -愛のある場所-」「冷たい花」などのヒット曲で知られる”ブリグリ”ことthe brilliant greenからギターの松井亮が脱退を決定。公式ホームページで次のような声明を公開した。

「突然の報告になりますが、私、松井亮はthe brilliant greenを脱退する事になりました。この大事な時期に、無責任な決断をお許しください。今まで支えてくれたファンの皆様、関係者の皆様、メンバーには、本当に感謝の気持ちで一杯です。そして、今回の件、深くお詫び申し上げます。the brilliant greenのメンバーであった事は、誇りに思っています。これからは、陰ながら応援したいと思っています。今の私が言える言葉ではないのですが、これからも、the brilliant greenをよろしくお願いします。みなさん、今まで本当にありがとうございました」

 脱退の理由は「一身上の都合」とし、「何度も話し合いを重ね、お互いの成長を思い合っての前向きな決断」だという今回の脱退劇。だが、ブリグリはある”不安材料”を抱えていたという。周辺事情に詳しい、ある音楽雑誌の編集者は次のように明かした。

「松井以外のメンバーであるボーカル・川瀬智子とベース・奥田俊作は、2003年に結婚しています。ブリグリの作曲は奥田と松井が手がけていますが、奥田の方が、キャッチーでヒットの方程式を押さえた曲が書けるため、シングルはすべて奥田の曲でした。作詞は川瀬がすべて手がけており、印税は川瀬・奥田夫婦の方が圧倒的に多く、収入格差は増すばかり。ブリグリは、水嶋ヒロ、天海祐希、菅野美穂らを擁する大手芸能プロダクション・研音所属でしたが09年5月で契約終了。レコード会社もデフスターレコーズからワーナーミュージックジャパンに移籍し、今年2月に2年ぶりのシングル『LIKE YESTERDAY』をリリースしましたが、泣かず飛ばず。松井は、ソロプロジェクト・meisterで、BONNIE PINKとコラボしたほか、Charaへの楽曲提供を行うなど、地道にキャリアを積んでおり、夫婦に挟まれて居心地の悪いブリグリを続けるよりも、脱退して気楽に活動する方向を選んだようです」

 ”男2女1″の代名詞だったドリカムは、キーボード・西川隆宏が02年3月に脱退。ボーカル・吉田美和は04年、映像ディレクター・末田健さんと結婚(入籍はしない事実婚)を発表するも、07年に末田さんが胚細胞腫瘍で死去。ベースの中村正人は08年に29歳年下のHIGH and MIGHTY COLORのボーカルだった・マーキーと結婚。

 MY LITTLE LOVERは、ボーカル・akko、ギターの藤井謙二の2人組としてデビューし、後にプロデューサーの小林武史が加入し、akkoと小林が結婚。藤井が脱退し、08年にakkoと小林は離婚し、現在はakkoの一人ユニットとなり、離婚後も小林が楽曲は提供するという前代未聞の展開に。

 globeは、02年に小室哲哉とKEIKOが結婚し、08年に小室が詐欺容疑で逮捕され、昨年8月に『a-nation’09』にglobeとして出演、小室は作曲家復帰を果たしたが、ユニットとしての活動のメドは立っていない。

 また、misonoが参加したday after tomorrowは、ギターの北野正人と松田聖子の娘であるSAYAKA(神田沙也加)との交際が発覚し、それが間接的な原因の一つとなって活動を休止。D-LOOPは、ギターの山川信人が脱退し、10年1月にボーカル・MINAMIの死去により、活動を終了。そのほか、Every Little Thing、Do As Infinityは、それぞれ作詞・作曲のイニシアチブを取っていたメンバーが脱退し、残った男女で活動を続けている。いずれも波乱万丈の展開を迎えている。その原因を前出の編集者は次のように分析した。

 「”男2女1″が次々にブレイクした当時は『3人組は、多数決が取れる最小単位で、問題をすぐに解決できる』と売れた理由を分析されましたが、多数決の少数に回ると立場がないですよね。さらに、ユニット内で恋愛問題、収入格差が生じると、わだかまりはさらに増すばかり。一時的に隆盛を極めましたが、実は非常に不安材料を抱える可能性が高い形態だったのです」

 ユニットやバンドの解散の原因の多くは金銭トラブルや収入格差、音楽性の違い、メンバー間の不仲が挙げられる。CDセールスはますます減少し、音楽配信も翳りがさしている音楽業界。トラブルを抱えるバンドは早めにウミを出しておいたほうがよさそうだ。
(文=本城零次)

Stand by me

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最終更新:2010/05/13 08:00
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