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大規模事務所は経営悪化中!? 絢香、スガシカオ……Jポップ界で「独立」が増えるワケ

ayaka1029.jpg「Sing to the Sky」
(ワーナーミュージック・ジャパン)

 一昨年末、体調不良を理由に無期限休養に入った歌手の絢香が、音楽活動の再開を発表した。夫の水嶋ヒロ出演のCMに楽曲を提供したほか、年明けにはCDの発売も予定しているという。

「絢香は自主レーベルからCDを出すとコメントしていますが、自主レーベルを運営する所属事務所はエイベックス関係者が実務を担っており、CMタイアップの話をまとめたのもエイベックスと見られます。それでもエイベックス所属ではなく、自主レーベルからという形を取ったのは、これからの音楽業界では小回りの利くマネジメント事務所が有利になると見られているからです」(他の事務所関係者)

 ここ数年の音楽業界では、CD売り上げの低下が各レコード会社だけでなく、各マネジメント事務所の経営も直撃しているという。レコード会社から入ってくる協力金が減少したことに加え、従来は事務所の収入源であったグッズ販売についても、レコード会社と利益を折半する形が一般化している。そのため、多くのバンドや歌手を抱えている大規模事務所の大半は資金不足が常態化し、「経営状態は火の車」(前出の関係者)だという。

「一部の売れっ子がCDやコンサートで稼ぎ、その他多数の新人や売れない中堅を養うというのが音楽事務所のパターンでしたが、ここにきて”売れっ子”の収益そのものが悪化しており、事務所によっては高い給料を払えなくなっているところも出てきています。そんな中、待遇悪化に不満を持った一部の有名歌手やバンドの間では、個人事務所設立を模索する動きが広がって来ました」(前出の関係者)

 10月27日には、歌手のスガシカオが所属事務所オフィスオーガスタからの独立を発表した。オフィスオーガスタは家族的な運営方針で知られ、スガは同事務所主催のフェスティバルなどの常連でもあったことから、業界内外に驚きの声が広がった。

「スガ本人は『よい作品を作るためにひとりになる』という趣旨のコメントをしており、事務所との表立ったトラブルは確認されていません。ただし、ここ数年のスガシカオのCD売り上げが落ちていたのは事実。その分、コンサート活動が多くなるなどした結果、本人に疲労感が蓄積した可能性は否めません」(レーベル関係者)

 右肩下がりで衰退の道をたどる日本の音楽業界。歌手やバンドが活動を継続するためには、小規模化でコストを抑えるというのが有効な選択肢なのかもしれない。
(文=道場登志夫)

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最終更新:2013/09/10 18:22
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