日刊サイゾー トップ > エンタメ  > アニソンが王道になれないワケ

ヒットセールス連発も、アニソンがメインストリームになれないワケ

「一度、“アニソン歌手”というレッテルが貼られると、そのアーティストはなかなか一般的な音楽シーンには戻れなくなります。アニメファンからすると、普通の歌手として売り出そうとするのは、一種のセルアウトのように見えるし、音楽ファンからはどうしても『どうせアニソン歌手でしょう』という色眼鏡で見られる。アニソンを歌うのは、新人の歌手にとって飛躍のチャンスでもありますが、その後のイメージを変えるのは並大抵のことではないので、中にはアニソンばかりを歌っているにもかかわらず、“アニソン歌手”と紹介されることをNG項目に挙げているアーティストもいます」(同)

 アイドルシーンと同じく、大きな資本が流れているからこそ、音楽的にも優れた作品が生まれやすくなっているといわれるアニソンシーンだが、ポップミュージックとして正当に評価されるには、業界の構造を見直す必要があるのかもしれない。
(文=山下祐介)

最終更新:2015/10/10 08:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真