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なでしこリオ五輪出場ならず……メディアが書かない“本当の戦犯”とは?

nadeshiko0308.jpg『つないだ絆なでしこジャパン』(汐文社)

 4大会連続の五輪出場、さらにいえば、メダル獲得を目指していた女子サッカー日本代表が、アジア最終予選で敗退してしまった。初戦となったオーストラリア戦を1-3で落とすと、韓国には終了間際に追いつかれ1-1、なんとか望みをつなぎたかった中国戦にも1-2で敗戦し、その中国が4戦目で韓国を下したため、日本のアジア最終予選敗退が決定した。

 中国に敗れた時点で、この結末は想像できていた。ゆえに、敗退前から澤穂希ら元女子日本代表選手たちが厳しいコメントを残し、エースの大儀見優季は「負けることが何を意味するのか、すべての選手が理解していたかといえばそうじゃない」とチームメイトへの不満を語っている。

 なぜ、なでしこジャパンはここまでバラバラになってしまったのだろうか? 武田修宏らコメンテーターは、佐々木則夫監督や主力メンバーの「マンネリ化」を要因として挙げていたが、現場の記者たちはどう見ていたのか?

「ポイントは2つあります。1つ目がオーストラリア戦。オーストラリアは、日本のビルドアップにプレッシャーをかけてきたが、ここでサイドバックとボランチが起点になれなかった。その状況をキャプテンの宮間あやが打開しようとしたが、狙うがあまりにミスになり、リズムを作れずに負けてしまった。2つ目が韓国戦。韓国戦では、上尾野辺めぐみが中盤の底でリズムを作り、横山久美が素晴らしい動きを見せた。でも、どこか宮間の調子が上がらない。持ち味のセットプレーもうまくいかず、結果、後半に入って、若い選手たちがスタミナ切れしてしまった」(スポーツ記者)
 
 つまり、マンネリ化というよりも、対戦国の戦術に負け、かつチーム内でパフォーマンスが上がってこない選手がいたために、相手国の戦術に屈することになったようだ。では、ズバリ、戦犯は誰なのか?

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