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「伝統のミランが茶番を……」本田ミラン、ハカで批判殺到! 中国に売られる伏線か?

試合前の様子を撮影した動画(YouTubeより)

 21日、セリエA第34節が行われ、ACミランはホームで17位カルピと対戦し0-0のスコアレスドローに終わった。日本代表FW・本田圭佑に出場機会はなく、ミランはボール保持率82%を記録するも、枠内シュートは3に終わる散々な内容だった。そんな最悪とも言える試合内容ももちろんだが、ミランが試合前に行った“ハカ”に非難の声が集まっている。

 ハカとは、ラグビーのニュージーランド代表が試合前に行う伝統的な儀式で、マオリ族の相手を威嚇する舞踊のことだ。ラグビー界ではおなじみのこのパフォーマンスは、最強との呼び声高い通称“オールブラックス”が行うと鳥肌が立つほどカッコよく、相手チームからすれば脅威以外の何ものでもない。


 そんなハカをミランの選手たちが、試合前のピッチ上で突然踊りだしたのだ。これには、駆けつけたスタジアムのサポーターも驚きを隠せない。実はこれは、ミランのスポンサーである「ニベア」の広告活動のため、選手たちに扮した俳優が行ったものだった。

「あの誇り高きACミランが、試合前に茶番を行ってしまったんですから非難轟々ですよ。しかも、オールブラックスに敬意を払ったわけではなく、金のためですから。『ミランはもう終わってしまったんだな』『ここまで落ちぶれたか……』『ハカに合わせてニベアを塗る仕草には涙が出そうになった』と、現地ファンの間ではやるせない声であふれています」(スポーツライター)

 ハカを行ったことだけが問題ではないのだろう。これでミランが強かったら笑って済まされたようにも思える。茶番を演じておいて、試合内容はこのハカに勝るとも劣らないクオリティの低いものなのだから、ファンが怒るのも無理はない。ブロッキ新監督になって2戦1勝1分と、負けこそないものの、内容は最悪。ただ個人技のある選手を並べただけのフォーメーションで組織も何もあったものではない。前任のミハイロビッチが苦労して作り上げたものが、完全に崩壊してしまった。

「ブロッキは、オーナーであるベルルスコーニのワガママを聞くだけの操り人形ですからね。ベルルスコーニの好きな選手を、好きな4-3-1-2のフォーメーションに当てはめるだけの存在です。イタリアの元首相であるベルルスコーニは、資産もとんでもなくあったんですが、失脚して以来そうでもないんです。金のためにハカをやるくらいですから、ミランの財政は相当ヤバイと思います。中国の企業がミランを買い取る話が出ていますが、現実味が出てきましたね」(同)

 ファンからは「中国に売ったほうがマシだ!」「ブロッキは、いなくなるベルの最後のワガママを叶えてあげてるんだろうな」「どうあれ格好いいミランは戻ってこない」と、諦めの声が聞こえてくる。ミハイロビッチ就任時はチームの中心人物だった本田も、今では序列は3番手以下。作っても作ってもオーナーに壊されるチームに、本田がいる意味は本当にあるのだろうか?
(文=沢野奈津夫)

最終更新:2016/04/23 18:00
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