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【ベトナム人女児殺害事件】取材で「壁を蹴った」共同通信記者に同業者が大憤慨!「だからマスゴミと呼ばれる」

 ベテラン事件記者の田村建雄氏も「最近は名前や社名を名乗らない記者も増えていて、記者のモラルは低下している」と話す。

「取材される相手は、記者がある程度のモラルの持ち主だと思って他人のプライバシーなどを話します。取材に応じてくれる相手は、後に御礼をしなくてはいけないくらい大切な存在なはずで、インターホン越しだとしても、住民の生活を時間的に侵害しているわけですから、謙虚に取材しないといけません」(同)

 共同通信は「本人を厳しく指導するとともに、記者教育を徹底します」とのコメントを出したが、こんなことは教育されずとも「やってはいけない」とわかる話。前出の日刊紙記者は「昔に比べればマスコミは儲からなくなって、応募が殺到する業種じゃなくなった。そういう中で入ってくる新人の質は低い」とも語っている。

 記者は、ときに鋭く追及しなければならない職業ではあるが、事件と直接の関係ない相手にこうした態度を取るのは、まさにチンピラレベル。マスコミ全体をイメージダウンさせた愚挙だった。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2017/04/24 17:05
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