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「このハゲー!」音声で新潮はボロ儲け! 一方、結婚宣言の「NMB須藤凜々花」撮った文春が“完全無視”されたワケは……

0705_bunshun.jpg文藝春秋社

「『新潮』は儲かっただろうね」と話すのは、テレビ関係者だ。都議選で自民党を惨敗させたA級戦犯のひとりともいわれる“絶叫モンスター”豊田真由子衆院議員の暴言・暴行騒動では、各局ワイドショーが『週刊新潮』(新潮社)の独占入手した音声を繰り返し放送。

 関係者によると「各局で多数の番組がその使用料を支払ったため、かなりの額になったのではないか」というのだ。

「このハゲぇーっ!」
「物事には裏と表があんの。裏なんだよ! おまえはよお!!」
「豊田真由子様に向かって、おまえのやっていることは違うっていうわけ! バカ!」
「お前の娘がさ、強姦通り魔に遭ったらどうする?」
「死ねば! 生きてる価値無いだろ、もうお前とか」
「鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか!」

 数回に分けて伝えられた音声は、実際に聞くと衝撃的なもの。

 結果、自民党の豊田議員の生々しい元公設秘書へのパワハラは、不倫騒動を起こした中川俊直議員、宮崎俊介元議員らとともに「魔の2回生議員」問題としてくくられ、安倍内閣の勝ちすぎが招いた“バカ議員の増殖”という見方も出た。

 インパクト絶大だったスクープ音声は、確かに放送時間も長く、使用料がかなり入ったとみられるのも当然だろう。というのも、実は「週刊文春」(文藝春秋)や「週刊新潮」など有力週刊誌は最近、こうした音声でなくてもネタの扱いに対して使用料を取るようになっているからだ。

 前出のテレビ関係者によると「以前は週刊誌の誌面を紹介しても、宣伝になるからと無償だったんですが、今では例えば文春が出したスクープを扱う場合、誌面を放送したりしなくても数万円の請求が来るようになった」という。

「だから大きなネタではない場合は、扱い自体を控えようかとするケースも出てきています」

 その影響が出たのが、AKB48グループでのイベント「選抜総選挙」で、NMB48の須藤凜々花が「本当に好きな人ができました」と突然の結婚宣言をしたニュースだ。

 これは「週刊文春」が須藤に恋人男性がいることをスクープ、そこで須藤サイドが先に手を打った形だったが、ファンからは「テレビのワイドショーではなぜか『文春に撮られた』という部分が報道されなかった」との疑問が持ち上がっていた。その理由についてはあれこれ臆測が飛び交ったが、実は、これがまさに番組側によるネタ使用料対策でもあったのだ。

「文春の記事掲載よりも先に結婚騒動が広がったことで、テレビは文春の記事を無視してこのネタを扱うことができたんです。セコい話かもしれませんが世間的には文春発ではなくイベントでの問題発言が先なので、あくまで結婚宣言を受けたネタとして扱うことができたんです。AKBサイドは結果的に文春へ入るはずの収入を減らせたわけですから、ある意味、対抗措置にもなったんですよね」(同)

 今後はメディア側が放送使用料を見越して、豊田議員の絶叫のような録音スクープに躍起になるかもしれない。
(文=片岡亮/NEWSIDER)

最終更新:2017/07/06 12:04

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