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平昌五輪アイスホッケー、韓国と北朝鮮「南北合同チーム」に有名選手から不満噴出!

「日テレNEWS24」より

 平昌五輪のアイスホッケー女子で、韓国と北朝鮮が「南北合同チーム」を結成することが正式に決まった。最終エントリーは規定の上限となる23人が韓国選手、それに+αする形がIOC等で認められ、北朝鮮選手12人が加わり35人と増員。ただ、試合に出場できるのは規定通りの22人(出場エントリー)で、試合ごとに最低でも3人の北朝鮮選手がベンチ入りする予定だという。

 言い方を変えれば、北朝鮮選手と引き換えに韓国選手3人が出場できなくなるということになる。ということで、韓国国内では南北合同チームをめぐって若年層を中心に強い反発が起きており、そんな中、韓国女子アイスホッケー選手のイ・ミンジが政府に対する不満を公に表明し、話題を呼んでいる。

 これまで韓国女子アイスホッケー代表の“常連”だったイ・ミンジは、1月20日に発表された平昌五輪最終エントリーから外された。もちろん、彼女が除外されたことが南北合同チームによる被害とは言い難い。韓国のエントリー枠(23人)には変動がないためだ。ただ、関係者によると、監督をはじめ選手全員が「彼女と目を合わせられないほど残念な気持ち」で、チーム全体に重たい空気が流れているという。

 それもそのはずだ。韓国選手にとっては、これまでオリンピック出場という夢に向けて一緒に汗を流してきた仲間がひとり抜けてしまった上に、残りの選手たちも北朝鮮選手に出場機会を奪われるかもしれないという不安要素を抱えざるを得なくなったのだ。

 最終エントリー発表後、イ・ミンジは自身のSNSに「私はもう何も失うものがないので、声を上げてみようと思います」と、本音を綴った。

 まず「エントリーが発表されるまでは正直、不利益を受けるのが怖くて何も言えませんでした。我々にできることはただ、南北合同チームの話が出る前から存在していた“目標”のために、集中して練習に最善を尽くすことだけでした」と前置きした彼女は、「最初に南北合同チームの話を聞いたときは当然ナンセンスであり得ないと思ったので、今の状況が信じられず、もどかしい」という感想を述べている。

 1月16日に行われた新年記者会見で李洛淵(イ・ナギョン)国務総理は「(南北合同チームに対して)韓国選手たちは被害者意識など持たず、むしろ良い機会として受け止めている雰囲気だと聞いた」と、発言しているが、イ・ミンジは、その発言を真っ向から否定した。

「選手には試合に出場する1分1秒が大切です。なのにどうして、数分を犠牲にすることが機会の剥奪ではないと思えるのでしょうか。ベンチ入りできない選手が出てくるかもしれない、しかもそれが自分になるかもしれないというのに、どうして選手たちがこの状況を快く受け止めていると思ったのでしょうか」

 もちろん彼女が選手全員の心情を代弁しているとは限らないが、多くの選手が南北合同チーム結成に対する不満を抱いていることは想像に難くない。

 このことを受け、ネット民からも「今回のオリンピック、トラブルや騒動が多くない?」「女子アイスホッケー選手たちがかわいそう」「まさかボイコットはしないよね?」「北朝鮮がさらに嫌いになったよ」といった声が寄せられている。

 国民の72.2%が「無理して南北合同チームを結成する必要はない」という意見を示していたにもかかわらず、韓国政府が強行してしまった南北合同チーム。その試合に注目が集まる。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・平昌五輪に「芸術団、美女軍団、アイスホッケー南北合同チーム」は本当に必要なのか
http://s-korea.jp/archives/26594
・「メダル圏外」発言に2つの「KOREA」問題…禍根を残す可能性がある南北合同チームのプロセス
http://s-korea.jp/archives/26851

 

最終更新:2018/01/25 12:01

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