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残り10試合! Jリーグ”優勝”と”降格”チームをサッカー関係者が予想「長崎は確定だが……」

サンフレッチェ広島公式サイトより

 J1リーグも第24節を終え、残すところ10試合のみ。優勝、そして降格はどのチームなのか? 

 まず優勝チームだが、現在の首位はサンフレッチェ広島(勝ち点52)、2位が川崎フロンターレ(同46)、3位がFC東京(同41)と続く。近年の優勝チームの勝ち点が70以上ということを考えると、4位のコンサドーレ札幌(同38)以降のチームの優勝は難しく感じる。データ的に広島、川崎、FC東京に絞られたように映るが、サッカーライターはどのように見ているのだろうか?

「確かに数字的にも戦力的にも、札幌の優勝の可能性はゼロに近いと思う半面、5位の勝ち点36で並ぶヴィッセル神戸、セレッソ大阪、鹿島アントラーズには可能性を感じます。というのも、神戸はイニエスタ加入後に試合内容だけでなく、勝ち点も伸ばしている。カギを握るのは、動きの重いポドルスキの爆発でしょう。セレッソ大阪は昨シーズン結果を残したユン・ジョンファン監督の手腕に期待できますし、鹿島は過去に大逆転優勝をしている。優勝争いは、まだまだわかりません」

 一方、クラブの財政や選手の人生を大きく変える、過酷な残留争いはどうだろうか? 

 近年の残留に必要な勝ち点は33となっている。開幕前、サッカーライターたちに降格チームを予想してもらった時には「今年は予想が難しい」と困り顔をされたが(参照記事)、その中で唯一、すぐに名前が挙がったのがV・ファーレン長崎。その長崎は現在、勝ち点21で最下位に沈んでいる。続いてガンバ大阪(同21)、サガン鳥栖(同25)、横浜F・マリノス(同26)、湘南ベルマーレ(同27)、名古屋グランパス(同28)、柏レイソル(同29)と、これらのチームが降格区域から脱出できていない。

「降格チームですが、やはり長崎は確実だと思います。ガンバ大阪も危険で、シーズン途中にクラブのレジェンドである宮本恒靖氏を監督にしたのも、過去に松波正信氏を監督にしてJ2に降格したことを思い出させます。この2チームは、ほぼほぼ降格すると見て間違いないのではないでしょうか」(同)

 だが、残りの1チームの予想は難しいようだ。夏の移籍で、鳥栖と名古屋は戦力を大幅アップさせた。鳥栖のフェルナンド・トーレスと金崎夢生はフィットし始め、結果も残している。名古屋も風間八宏監督の申し子であるエドゥアルド・ネットと次世代を担う前田直輝の加入で、不調だった元ブラジル代表のジョーがブレークしている。

 一方で横浜や湘南は、内容は悪くなく、降格チームにありがちなボロ負けはない。それを物語るように、ルヴァン杯はベスト8に残っている。同じくルヴァン杯でベスト8に残っている柏も、エースのクリスティアーノの復調と共にチームパフォーマンスも上がってきた。重い雰囲気が漂うチームがないのだ。

「そういった意味で次節、勝ち点3を獲れなかったチームは危険水域に突入するでしょう。横浜×柏の残留争いの直接対決もありますし。次節は優勝争いより、残留争いが見ものです」(同)

 次節、勝ち点を伸ばせなかった下位3チームの降格の可能性が高そうだ。

(文=TV Journal編集部)

最終更新:2018/08/31 19:39
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