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嵐・大野智のほかに長瀬智也、堂本剛も! 中年ジャニーズは、アイドル業より“趣味を優先”傾向

堂本剛

 1月27日、2020年12月31日で活動を休止すると発表し、世間を震撼させた嵐の面々。その中でも、特に注目を浴びたのは、活動休止の原因となったリーダー・大野智。今回の休止は大野が他のメンバーに「自分の嵐としての活動を一旦、終えたい。自由に生活がしてみたい」と相談したことがきっかけとのことで、大野は「申し訳ない気持ちがある」と時に目に涙を浮かべながら、2021年以降は芸能活動を休止することを明言している。

 大野はまた、活動休止についての会見内で「この仕事をしていると先のことが決まっていたりという中で、自分の中で一回お休みして。常に何かを、すごく責任とともに……、釣りをしていても明日の仕事いろんなことが入ってくる自分がいて。それを一回自由になるために、無くすじゃないけど、お休みをするという思いもあり」と発言。スケジュールに追われ、趣味の釣りなどを心から楽しめていない自分がいたことを明かしており、プライベートの自由や充実を切望していたことが窺い知れる。

「趣味を充実させたいと思い、芸能活動をセーブする意向を示しているジャニーズタレントは大野さんだけではありません」と語るのは、テレビ局関係者だ。

「業界の中では『中年ジャニーズは自分の趣味に走る傾向がある』と言われています。普通に考えれば、10代なかばで芸能界に入り、若い頃から過密スケジュールでコンサートに音楽番組にドラマに映画にバラエティ番組に……と走り続けてきて、自由を制約されたストレスというのは想像を絶するものがあるでしょう。加えて中年ともなると、かなりの貯金もある。そうなると自分の好きな仕事しかしたくなくなるのもしょうがない」

 嵐の活動休止で揺れる中、TOKIOの長瀬智也も仕事をセーブしていると「日刊ゲンダイ」にて報じられている。記事によると、長瀬は2月に放送される「グラミー賞」の現地レポーターの仕事を降りたり、3月に開かれる「日本アカデミー賞」で、映画『空飛ぶタイヤ』(2018)が各部門に多数ノミネートされる中、主演男優賞に名前が無いなど、活動をセーブしているような状況だという。そしてその原因は、長瀬が友人たちとプライベートバンドを組み、そちらのほうの活動に重きをおきたいとしているというのだ。

 また同じく、アーティスト活動に重きを置いているのがKinki Kidsの堂本剛。剛は「SUMMER SONIC 2018」にソロ・プロジェクトENDRECHERI(エンドリケリー)として出演。MCなしでファンクを聴かせるというアイドルらしからぬステージを繰り広げ、おおいに話題になった。

「長瀬さんは40歳、剛さんは39歳、大野さんは38歳。全員、音楽の才能に長けていたり絵が上手だったりとジャニーズの中でもアーティスト性がある人物ばかりです。彼らのやりたい事を閉じ込めるようなことをして独立されるよりは、ある程度許容していこう、と事務所も考えているのでは」(同)

 趣味に走るのもいいが、ファンからすれば、やはり本業であるアイドル活動も忘れないで欲しいものだ。

最終更新:2019/01/31 13:00
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