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那須川天心、武尊との1戦が暗礁に乗り上げたことで期待される「天才ムエタイ少年」とのマッチメイク

那須川天心、武尊との1戦が暗礁に乗り上げたことで期待される「天才ムエタイ少年」とのマッチメイクの画像
那須川天心(Getty Imagesより)

 実現へ向けて調整が続いている、無敗のキックボクシング界の神童・那須川天心とK-1王者・武尊の対戦。これについて、総合格闘技RIZINの榊原信行CEOは10月29日、都内で開かれた沖縄アリーナ大会(11月20日)の対戦カード発表会見で「引き続きノーコメント」と発言するにとどまった。

 各スポーツ紙などによると、榊原氏は先ごろ、この対戦を一部メディアが「消滅か」と報道し騒がれていることへの不快感をあらわに。その時点では、「現状ではノーコメントとしか言えない」と話していたが、この日も進展を問われると「引き続きノーコメント」と返答するのみだったという。

「報道を受け、武尊もSNSで不快感をあらわにした。もともと、武尊が逃げ回っているなどとネット民にたたかれたこともあり、何としても実現させたいという思いは武尊の方が強い」(スポーツ紙の格闘技担当記者)

 天心といえば、来年4月からのボクシング転向を表明。キックでは残り2戦であることを公言しており、タイミング的に出場するのは、今年の大みそか、そして転向直前の来年3月のラストマッチになりそうだが、武尊戦はすっかり暗礁に乗り上げてしまったようだ。

「まず、どの体重で合わせるか。最近は、天心が55キロ、武尊は60キロの階級だが、その中間だと、減量しなければならない武尊が不利だし、60キロだと天心が重過ぎる。あとは、ファイトマネー、ルールなどなど、双方の交渉事が多過ぎて、今年の大みそかまでには時間が足りない。天心のラストマッチならば、なんとか間に合うかもしれないが……」(同)

 そんな中で期待が高まっているのが、天心と、若くして「天才ムエタイ少年」と呼ばれる実力者の対戦だという。

「10月24日に行われた『RIZIN.31』でKO勝利をあげた吉成名高(よしなり・なだか)です。世間的にはまだ無名ですが、18歳の若さで日本人初となる、タイの2大ムエタイ殿堂スタジアムであるのラジャダムナン・ルンピニー統一王者に。外国人では2人目の快挙で、テクニックも破壊力も抜群。もはや、日本人の同階級では敵なしの20歳です。体重は50キロが適性ですが、53キロまであげてもあまり問題がないはず。天心もムエタイルールには対応できるので、実力的に自身の“後継者”となりそうな吉成との対戦が実現してほしいもの」(格闘技ライター)

 天心の決断が注目される。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/11/04 13:00
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