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新庄監督”ダメ采配”で…批判逸らしに使われる新球場「エスコンフィールド北海道」

文=大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

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新庄剛志(写真/GettyImagesより)

 プロ野球・北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が意気消沈している。4月5日に札幌ドームでの千葉ロッテマリーンズ戦で敗れて4連敗。開幕10戦で1勝9敗、パ・リーグ最下位に沈んでいる。

 福岡ソフトバンクホークスとの開幕戦は接戦した試合もあったものの3連敗に終わり、地元札幌ドームで仕切り直しを図ろうとしたが、埼玉西武ライオンズ相手にいきなり2連敗。5連敗目となった3月30日の試合後は事実上の会見拒否対応となり、物議を呼んだ。

 3月31日にようやく新庄監督として初勝利を手にしたが、大阪でのオリックス・バファローズ戦では再び3連敗。球界OBは「派手さばかり目立って肝心の試合に中身がない」と厳しく見ている。

「昨年途中からオフにかけて、中田翔、西川遥輝、大田泰示の3人がトレードや事実上の自由契約である『ノンテンダー』を通告されて球団から離れました。もともと日本ハムは1年間の年俸の総予算が決まっており、高額年俸になれば、いくらいい選手であっても容赦なく転出させます。ダルビッシュ有、大谷翔平など、ポスティングシステムでメジャーリーグに行かせればお金も入ってくるので喜んで放出する。そのぶん、定期的に補強しなければ数年間で選手も入れ替わるので、あっという間に勝てないチームに成り下がってしまうわけです」(前出・球界OB)

 それでも、なかば客寄せパンダを自負している新庄監督がキャンプからマスコミ対応を一手に引き受けたことで、チームの露出は一気に増え、注目されるようになったが、いざ公式戦が始まってしまうと「勝たなければ話題も少なくなるだけではなく批判の対象にもなる」(同)という。

 新庄監督は1日のオリックス戦でも試合後の取材対応をせずに引き上げており、「今後、都合が悪くなればどんどんこうした対応が増えるのでは。マスコミ、評論家との溝が出きる一因にもなってしまう」(同)と指摘する。

 一方で日本ハムの本拠地・北海道のメディアは来年オープンする新球場「エスコンフィールド北海道」の話題で持ちきりだ。

「現在は全体の7割が完成しています。来年に向けて球団もどんどん宣伝して欲しいので定期的に球場内を公開していますが、それによって新庄監督の”ダメ采配”に対する批判の目を逸らしている一面もあります。今はそれでもいいでしょうけど、来年の新球場完成時にお客さんが来ないとなれば一大事。まして現在本拠地の札幌ドームが中心部から20分~30分程度で行けるのに対して、新球場は電車で45分~50分、自動車になると最低1時間はかかる。利便性が損なわれてしまうため、客足を鈍らせないためにも強いチームを作ることは絶対に必要です」(スポーツ紙運動部デスク)

 いろんな思惑が交じる中で新庄監督の手腕が問われている。

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

最終更新:2022/04/07 06:00

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