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ミス日本・椎野カロリーナ、不貞行為を否定も疑問の声…真偽不明の「告発」で騒動拡大

「ミス日本公式サイト」より/′24 ミス日本グランプリ 椎野カロリーナ

 1月22日に行われた「第56回ミス日本コンテスト」でグランプリに輝いたモデルの椎野カロリーナをめぐる不倫疑惑報道が波紋を広げている。所属事務所、報道のお相手、ミス日本協会がそろって「男性側が独身だと偽って近づいたので女性側に非はない」「親密になったのは事実だが、不貞行為はなかった」といった認識を示したが、それを疑問視する声が根強くあり、騒動が拡大している。

 カロリーナは実の両親は共にウクライナ人だが、5歳のころから20年以上も日本で暮らしており、昨年に日本に帰化したことを発表。「ウクライナが生んだ奇跡の美女」と呼ばれる美貌でモデルとして活動し、1月に「ミス日本」のグランプリを受賞したことが大きな話題となった。

 ところが、栄冠を手にしてから間もない2月1日に「週刊文春」(文藝春秋)が不倫疑惑を報道。「筋肉医師」とも称される、妻子ある美容外科医の男性との「不倫手つなぎデート」が写真付きで報じられた。

 これを受けて、カロリーナの所属事務所は「カロリーナ本人と事実確認を重ね、週刊文春には『不貞行為の事実はない』と回答させて頂きました」との声明を発表。また、ミス日本協会も「記事から読み取れる事実は、妻子ある男性が『独身である』旨を述べて女性に近づいたためにおきたことであり、女性側には非がないと考えております」「ミス日本協会は椎野カロリーナに問題があったとは考えておりません」との見解を示した。

 さらに、大手芸能事務所にも所属している著名な美容外科医の前田拓摩氏が報道された「お相手」であると名乗り出ており、自身のSNSで「(記事は)正直かなり誇張された内容もあり誤認させる内容もありましたが、一時期デートをしたりお会いしていたことなどは事実ですし自分の誤解を招く行動によりカロリーナさんや関係者などにご迷惑がかかる事になり申し訳ないと思っています」と一部内容を認めた。

 ただし不倫関係にあったかどうかについては「自分には息子がおりますが、現在は離婚している、と既婚であることを隠してカロリーナさんと仲良くなろうとしたのは事実です。離婚は考えてなかったので、それ以上お会いすることは断られてしまいました」と記し、事務所の声明と同様に不貞に当たる行為には発展していなかったことを示唆している。

 また、前田氏は謝罪する一方で「妻に対して、子供がいる可能性や時間への配慮もなく突然自宅前に現れ、複数人でいきなり声をかけての取材、その後誰かに追われてると恐怖でパニック状態になり道端で倒れ込んでしまった状況ですので、取材のあり方はきちんと考えていただきたく思います」と文春サイドに苦言を呈した。

 しかし、ネット上では「ちょっと仲良くなったレベルで手つなぎで歩く?」「写真の親密そうな感じだと『何もなかった』は苦しく思える」「既婚を隠して近づいたのに、急にカミングアウトして断られる流れになるのがおかしい」といった疑問の声が噴出。すんなり納得はできないという人が少なくないようだ。

 もし仮に不貞行為があった場合でも、相手が既婚者だと知らなければ、相手の配偶者から訴えられても慰謝料などを支払う義務はないとされる。しかし、2月1日付の「弁護士ドットコム」が「一般論としては『相手が既婚者であることを知らなかった』『既婚であること自体は知っていたが婚姻関係は破綻していると聞かされていた』などの主張は実務上ありますが、なかなか裁判所を説得できることは少ないです」との識者の見解を掲載するなど、現実的には「知らなかった」は通らない可能性があるようだ。

 さらに、前田氏のSNSに書き込まれたコメントが物議を醸している。真偽不明ながら「カロリーナさんは少なくとも1年以上前から前田氏が既婚者だと知った上で関係を続けていた」「一昨年末に関係が発覚した時、前田氏の妻が3人で話し合いたいと申し出たが、カロリーナさんが『私に何のメリットもないから会わない』と言い張って応じなかった」「カロリーナさんが既婚者と付き合っていたらコンテストに不利になるからとして、前田氏は妻に離婚を要求し、妻は精神的に大きなダメージを受けた」といった内容が記され、これが前田氏の妻の親族による告発ではないかと騒がれたのだ。

 この人物は「このような謝罪文を載せる前に、まだ一言も謝っていない〇〇(※妻の名前とみられる)にきちんと謝ってください。家族もみんな、心を痛めながら一年以上見守ってきました」などとも訴えたが、コメントはほどなく削除された。あくまで真偽不明だが、この書き込みがネット上で拡散されたことで騒動がさらに大きくなっている。

 いずれにしても、この騒動は容易には収束しなさそうな気配だ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2024/02/02 18:00
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