日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > ピン芸異種格闘戦「苦肉祭」は、“熟れてる”芸人が大集合!

ピン芸異種格闘戦「苦肉祭」は、“熟れてる”芸人が大集合!

kunikusai.jpg4月29日に行われた苦肉祭模様。真ん中が主催
者・大本営八俵だ

 同じような芸人があふれ、わかりやすい瞬間芸が大量消費される。そんな状況に食傷気味という人に、ぜひ見てほしいお笑いライブがある。その名も「苦肉祭」。規格外の芸人が百鬼夜行のごとく集まっているというのだ。

「出場する芸人に課せられたルールはひとつ。たった1人で舞台に立つことです。コンビでもトリオでも、結局、試されるのは“個”。野武士のような連中が集まって、自分の技を磨いています」

daihonnei.jpgこちらは大本営八俵氏の素顔

 芸人にして「苦肉祭」主催者・大本営八俵は、そう語る。

 実は、彼自身も、オフィス北野に所属する漫才コンビ・米粒写経として活動。ピン芸を披露する際、大本営八俵と名乗り、軍国漫談を持ちネタとしている。彼以外の出演陣としては、“最強のカルト芸人”こと殿方充、観客も楽屋も煙に巻くヘブリスギョン岩月など、既成のお笑いを壊さんばかりの勢いのある芸人たち集まっている。

「『エンタの神様』(日本テレビ)のスタッフが偵察に来たことがありましたけど、顔をしかめてすぐ帰ってしまった(笑)。ただ、売れてはいないけれど、“熟れて”はいる面々です。まあ、安いドリアンみたいに、とてつもなく臭いし、見た目もグロテスクかもしれない。でも、食べてみないと、味はわからないでしょう。ライブは、飛び入り、トラブル、猛歓迎! 苦肉祭は、芸人とお客さん、お互いにとって笑顔の修羅場なんです」

 お笑いに対する、愛と怒りと情念が入り交じったカオスを体感するべし!
(黄 慈権)

『苦肉祭』
毎月29日、“中央線最後の秘境”中野ハルコロホールにて開催されているお笑いライブ。キャッチフレーズは“戦後最大のミニライブ”。ピン芸であれば、漫談、1人コント、落語、下ネタなんでもアリ。芸人たちの戦いのステージと化している。

大本営八俵/米粒写経・居島一平
「苦肉祭」主催者。学生時代から相方のサンキュータツオと漫才コンビとして活動。98年、浅草キッド自主ライブ「浅草お兄さん会」でデビュー。「芸人になろうと志したわけでもないのに、気づいたら芸人になっていた」と語る、ナチュラルボーン芸人。公式サイト

【関連記事】 「日本人に好かれたい」!? “コメ芸人”増殖の真相とは
【関連記事】 AKB48もびっくり! 都市伝説より○○な“首都神話”の世界
【関連記事】 和製・ビヨンセ渡辺直美が同棲中!! お相手は……?

最終更新:2018/12/10 19:27
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真