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社会

セブン&アイ株主総会で経営陣とオーナーが激突!? 批判本の内容は事実無根と一蹴



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株主総会で、批判本を「事実無根」
と断言した井坂社長(左)。

 これまで、セブン-イレブン本部による、不当な加盟店の扱いを批判してきた筆者だが(参照記事)、そんな筆者にとって看過できないことが5月27日に開催された、セブン-イレブン、イトーヨーカ堂などをグループ内に収めるセブン&アイ・ホールディングスの株主総会で起きたので報告させていただきたい。

 同総会参加者の中には、「この日のために自社株を買った」というコンビニ加盟店ユニオン(本部の事業改善を望む加盟店オーナー団体)のメンバーもいた。コンビニ加盟店ユニオンは現在、岡山県労働委員会に労働組合としての認定を申請中だが、まだ正式な認定は得ていない。過去にプロ野球選手会など、個人事業主の労働組合が労働組合法適応対象として認定され、団体交渉権を保有するに至ったことはあるが、審査には時間がかかるようだ。そのため、株主という立場で、経営陣に事業改善を交渉する加盟店オーナーは過去にも存在した。

 株主総会の壇上に現れた経営陣たちは、同ユニオンメンバーの参加者がいるのを知ってか一様に緊張した面持ち。ポーカーフェイスの鈴木敏文会長もどこか覇気がなく弱気な雰囲気が漂うように思われた。

 そして、株主質問を向かえて、その経営陣の度肝を抜く事態となった。質問者のトップバッターが、ユニオンメンバーである加盟店オーナーだったのである。

 その内容も経営陣には頭が痛いものであった。その株主オーナーは、「『セブン-イレブンの真実』(日新報道)、『セブン-イレブンの正体』(金曜日)、『セブン-イレブンの罠』(同)という三冊の(同社に批判的な)著書の内容を経営陣はどう思うのか? この本の内容が事実無根なら名誉毀損等で提訴すべきではないか?」という趣旨の質問をした上、「こうした本が出た後、セブン-イレブンの経営を誇りを持ってできない」と付け加えた。

 これらの著書の内容の事実関係について、セブン-イレブンの井阪隆一社長の回答も驚くものだった。「それらの本の内容は事実無根であるし、記述が曖昧」と著書の内容を全面否定する発言を行ったのである。『セブン-イレブンの真実』は筆者の著作であり、『セブン-イレブンの正体』の執筆にも筆者は関与している。『セブン-イレブンの罠』にも協力をしている。ゆえに、この発言は看過できない。

 2009年10月号の「サイゾー」誌上において、井阪社長は筆者に対して「セブン-イレブンのもっとポジティブな面も取材してもらいたい」と発言はしたが、これらの著書の内容を否定する言辞は一言もなかっただけに、この期に及んでの「事実無根」発言に、筆者は驚愕すると同時に自著への誹謗中傷に憤慨した。

 さらに、この勇気ある株主オーナーは同社の矛盾を突く数々の鋭い質問を行ったが、井阪社長がうろたえ、まともな発言ができなくなった上、議長が発言を遮るので、結局、質問者が納得いくような回答は得られなかった。

 そもそも、拙著などを「事実無根」と言い切るなら、株主オーナーの言うように、なぜ筆者らを名誉毀損らで提訴しなかったのか? 井阪社長は、前述のインタビューも含め、2度面会しているが、「この本を読むと、『セブン-イレブンに入ると地獄だ、地獄だ』というような内容で寂しくなります」と同社の暗部のみにスポットを当てたことを遺憾だと表明したが、「この本の内容はデタラメだ」とは一言も発言しなかったではないか。

 他にも、近隣店舗にセブン-イレブンを出店する「ドミナント戦略」(特定地域内にセブン-イレブンを集中出店させる戦略)が自分の店舗の地域で行われ、売り上げ・利益が低迷しているので迷惑しているという株主オーナーの発言も飛び出した。

 これには鈴木会長自らが回答し、「セブン-イレブン・ジャパン全体では、売り上げは伸びていますから心配しないでください」と、加盟店を軽視する発言を行ったのである。

 ドミナント戦略の効果は、地域内におけるのセブン-イレブンチェーンの認知効果を上げるために行い、その結果、各加盟店の売り上げが伸びるという相乗効果を生み出すというのが本部の主張だったはず(事実、コンビニが認知されていない時代は、ドミナント戦略は相乗効果を産んだと古参オーナーから聴いている)。

 だが、取材してみて明らかなことは、タダでさえ競合店も多いうえに、同一チェーンを近隣に出店されると売り上げが低迷し苦境にあえぐと、北海道から九州まで全国各地のオーナーから嫌というほど聞かされてきた。また、顧客としてコンビニを使用してみても、それはよく分かる。立ち寄ったセブン-イレブンで、品切れのセブンPB商品等があると、近所のセブン-イレブンに行ってしまうからである。

 こうした質疑応答に会場からは時折、野次が飛んだかと思うと、「私はセブン-イレブンのメロンパンが大好きなんです」と本部が用意したと思しきサクラ的な株主の発言や、長年の株主が、「鈴木会長はそろそろ世代交代してはどうか」という発言も飛び出した。

 最後に、株主一同に対して、セブン&アイ・ホールディングス経営陣は揃って一礼したが、鈴木会長のみは礼もせず、しかめ面をしていた。さすがに今回は強気になりようがなかったようだ。なにしろ、コンビニ加盟店ユニオン結成以来の株主総会であるし、また、昨年の公正取引委員会の立ち入り検査と排除措置命令が響いて同社の株価は約4割も下落しているのであるから、これでは強気になりようがあるまい。まずは、オーナーや株主からの批判に真摯に耳を傾ける姿勢を見せてほしいものだ。
(文=角田裕育)


セブン-イレブンの真実―鈴木敏文帝国の闇


メロンパンは、たしかに美味しいよね。


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2010.06.25 金  



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