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最強の任天堂法務部がまた咆えた!ゼルダなどYouTubeで3000曲以上削除

文=与良天悟(よら・てんご)

最強の任天堂法務部がまた咆えた!ゼルダなどYouTubeで3000曲以上削除の画像1
(写真/Getty Imagesより)

「任天堂法務部最強」というワードは、ゲームファンなら一度は聞いたことがあるのではないだろうか。文字どおり、Switchやマリオ、ゼルダでおなじみの任天堂の法務部が強いという意味だが、彼らの実績は目を見張るものがある。

 どういうこと? という方に向けて、ここでは代表的なエピソードと2022年に入って起こったYouTube上のゲーム音楽が3000曲以上も削除されてチャンネル閉鎖となったトピックを紹介しよう。

無謀過ぎる社名「マリカー」との訴訟

 新作の登場が熱望されている『マリオカート』シリーズ。カジュアルにプレイできる側面に加え、やり込み要素の強いタイムアタックがコアゲーマーにも受け、ゲーム配信でも人気のレースゲームだ。人気のキャラクターが多数登場し、アーケード展開もされているため、一度は目にしたことがあるタイトルだろう。

 通称「マリカー」で親しまれているこのゲーム。これを公道カートに展開して訴訟に発展したのが「マリカー訴訟」といわれている裁判だ。この訴訟はマリカーという企業が行っていたサービスで、利用者にマリオのコスチュームなどを貸与し、街中の公道をカートでドライブするというもの。

 社名が「マリカー」な上、許諾なく任天堂の人気キャラクターのコスチュームを使用してサービスを展開するなど、任天堂の力を知ってる者たちからみるとかなり、無謀とも言える営業を行っていた。当時、外国人観光客から人気を得ており、都心の公道で走行している様子を見た方もいるのではないだろうか。

 これに対して任天堂は訴えを起こす。一審から任天堂の主張を認める判決が下り、18年に1000万円の支払いが企業側に言い渡された。だが企業側は控訴、対する任天堂も賠償金額を5倍の5000万円に増額して対抗する。

 最終的には、任天堂の訴えをほぼ全面的に認める形で決着がつき、20年12月に勝訴が確定している。これ以降、街中でマリカーを見かけることはほとんどなくなったことは言うまでもない。

29億円の賠償金命令をひっくり返した3DS裸眼立体視特許裁判

 携帯ゲーム機の名機「ニンテンドー3DS」は、メガネやゴーグルを使用することなく、裸眼で立体映像を楽しめることが売りのひとつで、当時大人気を博したことは覚えているだろう。値段も手頃で多数のカラーラインナップも展開され、保有していたゲーマーは多いのではないだろうか。

 この3DSの裸眼立体映像についても裁判が起こっていた。これは元ソニー社員の富田誠次郎が起こした訴えで、同機に搭載されている裸眼立体視の仕組みは、自分が取得した特許を侵害しているという内容だった。

 マリカー裁判と異なるのは、任天堂が訴えられた形という点。アメリカのニューヨークで行われたこの裁判は、一審では富田側の訴えが認められ、なんと29億円の賠償金支払い命令が出た。ここで黙ってないのが、任天堂法務部。この支払い命令に対して任天堂側は控訴し、最終的には特許侵害はなかったとの決着となり、任天堂の完全勝利となったのだ。

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