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無期限休養のNHK松本アナに見る”看板アナ”の過酷な現実とは

matsumoto.jpgNHKアナウンスルーム公式サイトより

 NHKの松本和也アナウンサーが体調不良のため、毎週日曜生放送の『NHKのど自慢』の司会を降板することになった。前任の徳田章アナと交代する。松本アナは今月6日から欠勤。新番組『セカイでニホンGO!』の代役は青井実アナが務める。

 気になる松本アナの病状だが、NHKは「多忙によるストレスで、心身のバランスを崩した」と説明。当面は体調回復に専念するということで、復帰時期は未定という。松本アナを知る人物は「うつ病のような症状らしい。彼は本当にマジメな性格で『のど自慢』というNHKの看板番組を昨年4月から引き継ぎ、プレッシャーを感じていたのだろう。周囲に『きつい……』と弱音を吐くこともあったそうだ」と話す。
 

 もともと体も丈夫な方ではなく「冬になるとインフルエンザで会社を休むこともあった」(同知人)というが、同局関係者は「松本アナは紅白歌合戦で司会を務めこともあるNHKのエースアナ。現場の期待は大きいし、プロデューサーから『うちの番組にも出てくれ』と出演オファーも山のように届く。仕事は激務な上、本人もマジメな性格なので、そうした期待に応えようとしてしまい、パンクしてしまったのだろう」と語る。

 同じように”パンク”してしまった例と言えば、昨年いっぱいでフジテレビを退社し、フリーとなった”アヤパン”こと高島彩アナだ。

 朝の情報番組『めざましテレビ』に7年以上出演し、その他レギュラー番組も多数。睡眠時間は平均3~4時間で、時には自宅に帰れず、局で朝を迎えることもあったという。

「彼女が退社を決意したのは、そうした仕事中心の生活から逃れるためですよ。当時は、彼氏の『ゆず』北川悠仁さんともすれ違いが続き、ケンカが絶えなかったといいますから。フリーになったことで、今は自分の時間を自由に使え、快適な毎日を送っているそうです」(フジテレビ関係者)

 同様に3月末の『ズームイン!!SUPER』(日本テレビ)終了とともに、めっきり出演機会が減った西尾由佳理アナも”激務”からの解放を望んだクチだ。

 西尾アナは8月末で同局を退社することが発表されたが、日テレ局員いわく「高島アナと同じようにあまりの激務にゲッソリやせ細り、局内でも心配の声も上がったほど。”相方”の羽鳥慎一アナが退社するのを機に『ズームイン』が終了することになっても、彼女はむしろ喜んだと言いますから」。

 日テレに関しては、長引く不況が原因で給料規定が変わったことも人材流出に拍車をかけてはいるが……。

「西尾さんの場合、それまで1,300万円近くあった給料が850万円ほどになってしまったそうです」(テレビ関係者)

 激務とプレッシャー、そして金銭面――。人気アナのフェードアウトはそうした要素が複雑に絡んだ結果と言えそうだ。

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最終更新:2013/09/12 12:53
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