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3.9復活の総合格闘技「リングス」に元K-1ファイター小比類巻太信が参戦

rings021401.jpg左から伊澤寿人選手、前田日明代表、小比類巻太信選手、伊藤健一選手

 3月9日に東京・後楽園ホールで10年ぶりの復活興業を行う総合格闘技「リングス」の前田日明代表が都内で会見を行い、当日の対戦カードを一部発表。K-1などで活躍したキックボクサー・空手家の小比類巻太信が参戦することを明らかにした。

 小比類巻は、K-1 MAX日本代表トーナメントで3度の優勝を誇り、「ミスターストイック」のニックネームで人気だったファイター。この2年ほどはリングから遠ざかっていたが、今回のリングスで現役復帰、総合初参戦となる。

「もともとリングスと前田日明さんに憧れて格闘技を始めた。去年、そのリングスが3月に復活するという話を聞いて、自分が総合をやるべきタイミングなんじゃないかと思った。打撃を生かして、総合の中でも一発で倒す試合をしていきたい」(小比類巻)

rings021402.jpg決意を語る小比類巻。

 また、前田代表は小比類巻の参戦について、

「リングスに出場する日本人選手を探しているときに、(格闘家の)大山峻護が第一声でコヒ(小比類巻)の名前を挙げてきた。この世界でも順調に練習、経験を積んでいけば世界の上位まで行ける」と語り、総合格闘家としてのポテンシャルを高く評価。

 また、小比類巻に対するK-1のギャラ未払い問題にも触れ、「トーナメントで優勝した1年間、(小比類巻は)まったくギャラをもらっていなかった。そんなこともあって、練習環境作りに失敗していたのでは」と、当時の小比類巻の環境を慮った。

 そのほか、前田代表が主催する”不良の格闘技大会”「THE OUTSIDER」出身の幕大輔、伊澤寿人が出場を決めるなど彩り豊かな大会となる。

「第一次リングス以上に、世界中のチャンピオンはリングスばかりじゃないかと言われるようにしたい。そうする自信がある。楽しみにしてください」(前田代表)

 ヒョードル、ノゲイラらトップ選手を数多く発掘した本丸・前田日明とリングスが、長く主軸を失った日本の総合格闘技界にいよいよ帰ってくる。

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これからも。

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最終更新:2013/09/09 16:05
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