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「国内ではへそ出しNG」韓国国家の“セクシーダンス規制”が、K-POPアイドルの凋落にとどめを刺す!?

rainbowkr.jpg『Over The Rainbow』(ユニバーサルシグマ)

 断末魔のK-POPが、いよいよ追い込まれた? 先月、韓国の女性家族省がK-POPガールズグループなど、未成年の芸能人による過剰なセクシーダンスの規制に乗り出す方針を明らかにした。従来の青少年保護法を改正し、未成年の歌手やグループを性的に強調した映画や音楽ビデオ、テレビ番組などを“R指定”とするのだという。

「2010年に、ガールズグループRAINBOW(レインボー)の“ヘソ出しダンス”が扇情的だという理由で、韓国国内では放送禁止になったことがあるんです。結局、ダンスをおとなしめに修正して放送の許可が下りたのですが、今回の方針は、それをさらに厳格化したものだといえそうです」(韓流エンタメ誌編集者)

 R指定を受けた商品は18歳以下への販売が禁じられ、テレビ番組の場合は放映時間が深夜に制限される。インターネットを通じての視聴も、年齢確認のために住民登録番号の入力が必要になるという。さらにこの発表に先立ち、韓国放送通信委員会でも、未成年者による“露出度が高い服装”や“性的要素が強調されたシーン”へのテレビ出演を禁じる法案を作成している。

「韓国では女児が布団ごと連れ去られて性的暴行を加えられるなど、性犯罪の多発が深刻化しているので、こうした規制が提起されるのでしょう。とはいえ、国内で規制が厳しくても、海外進出した際には関係ないですからね。RAINBOWも、日本では盛大にヘソ出しダンスをやっていましたよ。そこら辺は、さすが“性産業輸出大国”といったところでしょうか(笑)」(同)

 韓国でK-POPアイドルが規制されるなど知ったことではないが、自国で禁止されているものを日本に持ち込まれるのは業腹である。だが、前出の韓流エンタメ誌編集者は「今回の規制案が日本に何か影響を及ぼす、ということはないのでは。打撃を受けるのはK-POPだけ」と指摘する。

「これからデビューしたり日本進出しようとする新興K-POPグループにとっては、メンバーが未成年だったりするので、日本でのK-POP人気の低下と規制のダブルパンチで、少なからず影響を受けるでしょうね」(同)

 先頃、発表された、今年の『NHK紅白歌合戦』の出場歌手に、K-POP勢は1組もいなかった。竹島問題の影響と見る節もあるが、案外NHKの公式発表通り、単に日本での人気低下と見るのが妥当なのかもしれない。その意味では、今回の規制は、断末魔のK-POPにとどめを刺すものだといえるのではないか。

最終更新:2012/11/29 12:00
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