日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 帝拳ジムが亀田兄弟に救いの手

ボクシング亀田三兄弟に“業界最大手”帝拳ジムから救いの手 活動再開へ……

kameda0523.jpg亀田三兄弟 公式サイトより

 国内活動停止中の亀田兄弟に業界大手・帝拳ジムが手を差し伸べたことが、ファンに衝撃を与えている。

 亀田兄弟は2月、日本ボクシングコミッション(JBC)から所属ジムの会長とマネジャーが事実上の追放処分を受け、現在は国内で興行や試合ができなくなっている。しかし、ここにきて亀田兄弟がかつて所属した協栄ジムのトレーナーだった大竹重幸氏が、新たに亀田ジムの新会長に就任するという話が浮上。この大竹氏を推薦したのが、帝拳ジムだというのだ。

 ある関係者によると「WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平を、所属のワタナベジムが亀田興毅と対戦させたくて水面下で動いていたもので、帝拳に“なんとかならないか”と相談していた」という。

「帝拳とワタナベは、亀田ジム復活の後押しをする代わりに日本人選手との対戦を亀田側に受諾させたようです。帝拳ジムにも三男・和毅と同階級のWBC世界バンタム級王者・山中慎介がいるので、恩を売って直接対決をやってしまおうという話。今後、新会長の大竹氏は帝拳ジムの意向をくんだマッチメイクを亀田兄弟に相談していくはず。ただ、亀田兄弟は過去に関係者と何度もトラブルを起こしてきた連中なので、親密な関係を作っても長く続くとは思えませんが……」(同)

 帝拳ジムは日本ボクシング界の最大手ジムで、トラブル続きの亀田兄弟に嫌悪感を持つ良識派のボクシングファンからは「ガッカリした」という声が相次いでいる。業界の内情に詳しいジャーナリストの片岡亮氏が解説する。

「帝拳ジムは日本だけでなく海外にも拠点があり、自力で世界タイトルマッチを主催できない弱小ジムは、帝拳の主催で興行を組んでもらったりもしてきました。日本テレビ、WOWOWと放送契約を持つだけでなく、最近では金メダリストの村田諒太をプロモートし、フジテレビで中継のある興行にも絡んでいます。代表の本田明彦氏はプロモーターとしてWBC、WBAなど世界王座の各団体に強い影響力を持っていて、ボクシングの世界でHONDAといえば自動車ではなく本田氏のことを指すほど。ただ、そんな帝拳ジムも、これまでテレビ中継の視聴率では、TBSが放送した亀田兄弟の数字には追いつかなかった。長谷川穂積や山中など明らかに亀田より実力の高い選手を売り出し、主催興行の大会名を『The REAL』と名付け、亀田に対して“こっちが本物”と言わんばかりの対抗心を示してきたが、スキャンダル性のある亀田には世間の注目度で負けてきたんです。ここにきて亀田の知名度を利用するというのは、正統派ボクシングの敗北を自ら認めるように映るので、ファンは落胆しているんです」

12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

山崎製パンで特大スキャンダル

今週の注目記事・1「『売上1兆円超』『山崎製パ...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真