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AKB48グループがペナントレースを“今さら”中止! 運営「認識の甘さがもたらした大失態」

 AKB48グループが4月から行ってきた「AKB48グループ ペナントレース~AKB48グループは競い合って磨かれる~」(以下、「ペナントレース」)について、運営は23日、公式サイト上で中止を発表した。

 「ペナントレース」とは、チームA、チームK……といったAKB48グループの国内全12チームで、「AKB48グループ劇場公演有料会員応募倍率」「AKB48劇場盤握手会の販売枚数」「AKB48シングル選抜総選挙の得票数」の3つを競わせ、ナンバーワンのチームや、個人賞を決めるというもの。同グループにとって、初の試みであった。

 運営はサイト上に、「スタート当初よりファンの皆様から『ルールが複雑すぎる』『チームごとの公演回数に差がありすぎる』等々ご指摘を頂いておりましたが、まさにその通りで御座いました。その後、ご指摘の点を改善しようと試行錯誤して参りましたが、解決の見通しが立たず、残りひと月では御座いますが、本日のこの発表を持ちまして中止させて頂くことをここにご報告申し上げます」と発表。

 さらに、「これらは全て、全面的に当実行委員会の認識の甘さがもたらした大失態です。大変申し訳御座いませんでした」「このような不完全な形で中止のご報告を申し上げる結果に至ったことをを重ねてお詫び申し上げます」「この度は、本当に申し訳御座いませんでした」と、重ねて詫びている。

 この中止について、総合プロデューサーの秋元康氏は、トークライブアプリ「755」上で「今日、キャプテンを集めて話しますと言ってた。うーん。企画倒れだね。ちゃんと準備してやらないといけないとも思うけど、『やろう!』って盛り上がったら、すぐ実行するのがAKBだしなあ。もう一度、準備してやり直しましょう」と綴っている。

「『ペナントレース』は、表向きはメンバーの意識向上を狙ったものですが、ファンにとっては『ファンは推しメンを喜ばせたければ、CD以外の商品にもたくさんお金を使ってください』というだけの企画。そのため、『運営が内々で勝手にやることだろ。ヲタを巻き込むな』『運営しか得しない、あからさまな集金イベント』といった指摘が相次いでいた。そもそも同企画は、“AKB48グループ総支配人”が、戸賀崎智信氏から茅野しのぶ氏に代わった際、それを知らしめるために打ち出したもの。運営内部の組織改編に、ファンが巻き込まれた形といえそう。また、秋元氏のコメントに対し、ネット上では『他人事』『失敗したらスタッフのせい』などと揶揄が飛んでいますが、実際、秋元氏はほぼノータッチだったようです」(AKB48に近い芸能記者)

 企画終盤にまさかの中止が発表された「ペナントレース」。秋元氏は「もう一度、準備してやり直しましょう」としているが、果たして……?

最終更新:2014/09/24 16:00
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