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【サッカー日本代表】ジャマイカ戦勝利もメディアは手厳しい反応……アギーレ批判の裏にJFAの権力争い?

agire1014.jpgJFA公式サイトより

 先日行われた「キリンチャレンジカップ2014」でジャマイカ代表に勝利したにもかかわらず、試合後の記者会見では「日本代表は常に決定力不足だったが、解決する具体策はあるのか?」とプレスから手厳しい質問を受け、新聞にも「コンセプト見えないアギーレ 今後も同様なら処遇考えるべき」などと書かれるなど、メディア側からどこか否定的な雰囲気が漂うアギーレジャパン。歴代の日本代表監督を見ても、就任して半年もたたないうちにここまでバッシングを受けるのは異例の事態である。実際のところ、アギーレ監督の采配はいかがなものなのだろうか?


「アギーレ監督のサッカーは興味深いですよ。確かにジャマイカは低調なパフォーマンスでしたが、それでも身体能力は折り紙付き。そんな相手に対し、前線から激しくプレッシングをかけ、かつコンビネーションでの崩しもあった。高い位置でボールを奪って、速くゴールに向かうというのはサッカーの原理原則で、それをコンセプトにしている。現時点では、批判される要素は見当たりません」(フィジカルトレーナー)

 では、なぜアギーレ監督は批判されるのか? あるメディア関係者は「日本サッカー協会(JFA)内の権力争いがあるのでは」といぶかしむ。

「JFAは、2016年の次回役員改選から、会長や理事を決めるために立候補者を募って選挙制を導入します。今までは密室の中で行われていたものが、オープンになるんです。そうなると、今までの権力闘争が無になる。前JFA会長の犬飼基昭氏が『(在任中)田嶋(幸三:現JFA副会長)の派閥に業務の邪魔をされた』と語っているように、JFAには派閥があり、正しいことよりも派閥の力学が優先される傾向がある。そんな中、アギーレ監督を招聘した原博実氏は無派閥。原氏は欧州とのコネクションも豊富で、アギーレ監督招聘後に技術委員長から専務理事に出世しました。そんな原氏を、JFA会長に推す声は多い」(同)

 原氏が会長に就任すれば、JFA内に新しい風が吹き込むことは確実。だが、そうはさせじと“派閥側”が暗躍しているのではないか、と前述のメディア関係者は見る。

「アギーレ批判をしているのは、主にJFAの“派閥側”と蜜月の記者が多い気がします。アギーレ監督を追い落とすことで、原氏の失脚を画策しているのでは、と勘ぐってしまう」(同)

 今夜のブラジル戦、アギーレジャパンには周囲の雑音を吹き飛ばすような快勝を期待したい。

最終更新:2014/10/14 16:00
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