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週刊誌スクープ大賞

薄給の現役CAが社内で売春サークル?「顧客はパイロットで、1回5~8万円」

 案の定というか、新聞などが予想していた通り、投票率は戦後最低で自民党が圧勝した衆院選が終わった。これからの4年間で安倍首相は憲法改正をやると「明言」しているが、それを阻止する勢力はあるのだろうか。

 文春は、選挙中から安倍批判とも思えるような発言を繰り返していた小泉進次郎が、その「期待の星」だと言うのだが。これが今週の第1位。

「たった一人の横綱、自民党はガップリ四つで懐深く、堂々と構えて王道の政治をすればいいのに、降って湧いた解散総選挙は誰も腑に落ちていない」

「今回の総選挙はみなさん冷めている。数字を並べ立て、ハイテンションで、マイクでガンガンやればいいってもんじゃない」

「アベノミクス、実感ありますか? 首を振っている人が多いですね。我々はそこに向き合わないといけない。今回の選挙も、なぜ今解散なのか。そう思っている方が多い」

 これは野党候補者の選挙演説ではない。近い将来の総理候補と呼び声の高い小泉進次郎の応援演説なのだ。

 進次郎の密着取材を続けている常井健一が、安倍首相並みのハードスケジュールで候補の応援に飛び回っている進次郎のルポをしているが、今回は明らかに変化があると書いている。

 200回近い演説を聴いてきた常井が、言葉は巧みだが「聞けば聞くほど、何をしたいのか、わからなくなる」のが進次郎の言葉だったが、政権構想のようなビジョンを語り、新しい自民党を掲げて戦っているという。

 だが「末は博士か大臣かと呼ばれた昔の政治家になりたい」「自民党を消去法の結果、選ばれる政党ではなく積極的に支持される政党に変えたい」という言葉から、彼の国家感を感じ取ることは、私にはできない。だが、なんとなくではあるが、現在の安倍政治には批判的で、違う方向を自分は目指すのだと言っているようには聞こえる。

 海江田万里民主党代表が絶叫すればするほど、民主党の票が逃げていった。おまけに、本人も落選。共産党に至っては、不破哲三まで引っ張り出して演説させるとは、何を考えているのかと思わざるを得なかったが、反自民の票が流れて躍進した。

 わずかな望みは、大勝した自民党が仲間割れして、小泉進次郎が新党結成してくれることしかないとすれば、日本の前途はますます暗い。
(文=元木昌彦)

最終更新:2014/12/17 21:00
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