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テレビ東京に抜かれたフジテレビ、ドラマ枠「5枠→2枠」の大粛清へ

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「昨年7月には1,000人規模の異動が行われたのですが、年末にも12月31日、1月1日付でスポーツ局や報道局などの各部署から、プロデューサー格の異動が相次ぎました。今年は亀山千広社長も就任から3年目に入りますからね。いろいろと焦りを感じてるんでしょう。そろそろ結果を出さないと、株主も黙っていないでしょうから」(全国紙記者)

 ここのところ、やることなすことすべてが裏目に出ているフジテレビ。最近では、同社の看板でもある“月9”からSMAPの木村拓哉が手を引くと報じられたり、バラエティの制作費がカットされるのではないかといった、暗い話題ばかりが先行している。

 その原因となったのが、昨年末から正月にかけての週間平均視聴率。ゴールデン、プライム2部門でテレビ東京を下回る大惨敗で、民放最下位を記録した。

「週刊平均視聴率でフジテレビがテレビ東京に負けたのは、視聴率の計測が始まった1963年以来初めてのことです。それほど、フジテレビが凋落しているということですね。『ロングバケーション』や『踊る大捜査線』を生み出した亀山体制になっても、フジの復権はなかなか難しいですね」(テレビ局関係者)

 そんな中、低迷の原因のひとつでもあるドラマ部門に、大きなテコ入れがあると業界でウワサになっているという。

「今、フジテレビは昼の帯ドラマと深夜枠を除くと“月9”をはじめ、週に5枠ドラマを放送してるのですが、それを4月からは2枠に減らすというのです。同社の看板である“月9”は残すでしょうから、あとはどの枠が残るのか。制作費抑制で、バラエティにシフトするという話ですが、芸能事務所にとってもドラマ枠がなくなるということは、一大事です。まあ、好調な日本テレビもゴールデン帯のドラマは週に2枠だけですから、単にそれにならっただけかもしれませんが。いずれにせよ、すべてが後手後手の感は否めませんね」(芸能事務所関係者)

 2015年のフジテレビの行方は――。

最終更新:2015/02/02 11:43
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