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剛力彩芽が「CMランキング」1位から圏外に……“ゴリ押し”の威光は、なぜ消えたのか

goriki0310s.jpg剛力彩芽写真集『夜明けのスピカ』(ワニブックス)

 先頃、2014年のタレント別CM量が発表された。これはビデオリサーチが毎年行っている調査で、関東、関西、名古屋の3地区の各民放5局を対象に年間テレビCM出稿動向をまとめたもの。CM出稿秒数のトップに輝いたのは上戸彩。これに堺雅人、松岡修造などが続く。


「上戸は、昨年の2位からステップアップ。上戸、堺の上位2人は、ソフトバンクのCM出演が大きく寄与した格好です。また、上戸と同じ事務所のオスカープロモーション所属の武井咲も5位にランクインしていますから、“オスカー強し”ですね。しかし、オスカーといえば、“CM女王”と呼ばれた所属タレントがもう1人いたはずなのですが……」(スポーツ紙記者)

 言うまでもなく、剛力彩芽である。昨年の同調査では1位だったが、今年はなんと20位圏外。芸能界に“栄枯盛衰”は付きものだが、それにしても昨年のCM女王がこんなにアッサリと消えてしまうものだろうか?

「剛力、武井、忽那汐里は“オスカー3人娘”と呼ばれており、事務所社長のお気に入り。それだけにドラマやCMのキャスティングなど、社長自らがテレビ局や広告代理店に営業をかけているほど。それが“ゴリ押し”だと批判されているわけですが、要はそうしたトップセールスの威光が通用しなくなってきたということでしょうね」(同)

 だが、同じゴリ押しでも、武井は5位と相変わらずの露出度を誇っている。剛力だけ失速してしまうのは解せないのだが……。

「確かに、武井と剛力の“格差”は疑問です。武井は事務所社長のお気に入りであるのをいいことに、現場では遅刻やワガママなどやりたい放題で、悪評が絶えません。一方、剛力に関しては、そうした悪評は聞きませんし、当初はネットで叩かれまくっていたものの、最近は人柄の良さが伝わってイメージも好転していますからね。ただ、昨年の剛力出演のドラマは軒並み低視聴率にあえいだ。玉木宏とダブル主演だった『私の嫌いな探偵』(テレビ朝日系)が平均視聴率6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『あすなろ三三七拍子』(フジテレビ系)に至っては3.6%の最低視聴率を記録したことも。また、映画も準主役だった『黒執事』と主演の『LDK』が、いずれも惨敗。すべての責任が剛力にあるとは思いませんが、彼女が数字を持っていないことは明らか。これではCMクライアントも、剛力の起用に二の足を踏むでしょう」(同)

 いかに人柄が良かろうと、また現場で評判が悪かろうと、結局は実力次第。この4月からテレビ朝日で連ドラ『天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-』に主演する剛力だが、まさに正念場を迎えているといっていいだろう。

最終更新:2015/03/11 10:00
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