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能年玲奈の所属事務所が、週刊文春を名誉毀損で提訴!「これは能年本人を訴えたのと同じこと」

nonen0612sssss.jpg能年玲奈

 能年玲奈の独立騒動に新展開だ。能年の所属事務所「レプロエンタテインメント」が9日、一連の騒動で能年寄りの記事を掲載した「週刊文春」(文藝春秋)に対し、名誉を傷つけられたとして約1億1,000万円の損害賠償と、謝罪広告を求める訴訟を東京地裁に起こした。


 レプロ側が怒り心頭なのは、5月7日・14日特大号に掲載された「国民的アイドル女優はなぜ消えたのか?」と題する記事。訴状でレプロ側は、事務所社長が能年に「お前は負け犬」と言ったとする記述や、送迎車を用意しないなどの過酷な状況で働かせたり、映画出演を断ったりしたと書かれた部分は「事実無根で名誉や信用を著しく毀損(きそん)された」と訴えている。

 これに、文春編集部は「記事には絶対の自信を持っている」と反論している。

 芸能プロが出版社を名誉毀損で訴えるケースは多いが、今回は少し違う。事情を知る関係者は「レプロ側は文春の記事のネタ元を能年本人、もしくは彼女に極めて近い人物と見ている。つまりこれは、事務所が能年を訴えたのと同じことです」と話す。別の狙いもある。

「レプロが問題視しているのは、能年が勝手に個人事務所を立ち上げたことより、事務所に批判的な内容が文春で報じられたこと。それをリークしたのが能年周辺となれば、なおのことです。芸能界でのメンツは丸潰れ。あの記事を信じて、ブラック企業扱いされては大損害です。訴訟を起こすことでマスメディアに『能年側についたらこうなる』と、クギを刺したのでしょう」(同)

 それほど、タレントの事務所批判は御法度。過去、SMAPの森且行が脱退した際も「一般的には山瀬まみとの密会現場が報じられたからといわれていますが、実はその席で森がジャニーズ批判をしていたことが原因だった」(事情通)という。

 スポーツ紙記者は「裁判になれば、文春の記事がどこからリークされたのか断片的な部分が白日の下にさらされる。能年の雇用実態もわかる。マスコミの格好の餌食ですよ。レプロとしては、正当性を訴えるのと同時に、能年を追い込もうとしているのでしょう」と話す。

 泥沼バトルに、終わりは見えない――。

最終更新:2015/06/15 10:42
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