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新幹線焼身自殺で“無防備”バレたJRが模倣犯を大警戒中! 大量職務質問はいつまで続く?
2015/07/03 19:30
事件
国土交通省はこの日、JR幹部を集めての緊急対策会議を開いたが、警備の強化以外に有効策は出なかった。現在、JR規則では可燃性液体の大半は容器を含め重量3キロ以内なら持ち込めるため、検査で見つかっても止められない可能性もある。この日、見られた職務質問が唯一の方策だとすれば手詰まり感も漂う。会議では「事前に防げないから、起こったときの避難対応を強化すべき」という意見も出たほどだ。
前出の駅員は「怖いのは模倣犯」とも話す。
「これで列車の無防備な印象がむしろ広まってしまったでしょう。今回の事件をヒントにテロや凶悪犯罪のターゲットに列車や駅が選ばれたら働く方としても怖い」
事件の影響は計り知れないほど大きい。
(ジャーナリスト・片岡亮)
最終更新:2015/07/03 19:30