「仕事休む」「株を手離す」悲嘆ファン続出……突然の結婚発表に見た、福山雅治の“伝説的”マスコミ回避術

　9月28日、歌手の福山雅治と女優の吹石一恵が結婚を発表。吹石の33歳の誕生日でもあった。2012年に週刊誌「フライデー」（講談社）に熱愛が報じられた両者だが、結婚の動きがあったのはちょうど1年前。当サイトで「福山雅治が吹石一恵との結婚準備か」という内容の記事（参照記事）を書いた筆者は、福山が自宅マンションから退去、賃貸に出していたことをキャッチ。渋谷区の代官山エリアに近い4階建ての高級マンションは推定4億円ともいわれる物件だったが、テレビ関係者の間で「福山が結婚に向けた仕事の調整に入るらしい」というウワサが飛び交い、女性誌記者がその動きを追ったりもしていた。

　それが現在まで続報が出なかったのは、福山が“私生活隠し”を徹底してきたからだ。車を運転する際は同じ車種の車が同時に出入りして追跡させない、個人的に人と会う場合は仕事関係の会社が入っているビルで待ち合わせて仕事を偽装するなど、福山のマスコミ回避伝説は数知れず。結婚発表前日の27日、福山はさいたまスーパーアリーナでの格闘技イベント「UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2015」の放送席ゲストをしていたが、関係者用のトイレに入る際はスタッフがトイレ内に誰もいない状態にして出入りさせるなど、女性関係だけでなく、その一挙手一投足、すべてを意識して自身のイメージを守るプロ中のプロでもあった。

　そのため福山と吹石の交際は、芸能関係者の間で「継続」「破局」と見方が分かれていた。「週刊新潮」（新潮社）は2人が破局したと報じていたが、今年3月に23年もパーソナリティーを務めてきたニッポン放送『福山雅治のオールナイトニッポン』を終了した際は再度結婚説が流れ、ダウンタウンの松本人志が「楽しいラジオをやめるのって、結婚でもするのかな」と発言。一方、著名なベテラン芸能リポーターに意見を聞くと「あの2人は別れたと聞いた」という返答があったりもしたが、断言できるほどの理由は聞かれていなかった。