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関東連合も参戦!? 執行猶予判決後の清原和博被告“争奪戦”の行方「格闘技のリングに上げたい」

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 初公判が終わった元プロ野球選手・清原和博被告をめぐり、水面下で争奪戦が繰り広げられている。

 同被告は覚せい剤取締法違反(所持、使用、譲り受け)の罪で起訴され、17日に懲役2年6月を求刑された。31日の判決公判では執行猶予が濃厚とみられ、それが終われば、比較的自由に活動することが可能になる。

 そんな中、2つのグループが“清原利権”をめぐり争っているという。舞台裏を知る人物の話。

「ひとつは逮捕前から支援していたグループで、逮捕後も面倒を見ている。彼らのバックにはレジャー産業大手の有力者や芸能プロ社長がいて、資金的な援助も行っているようだ」

 だが、ここに別のグループが“参戦”。中心人物は、同被告が3月に保釈され、千葉県の病院に入院した際、報道陣に焼き肉弁当を配った男性Xだ。

「清原被告との付き合いは浅いが、ウマが合うのか、いま最も食い込んでいるといわれる。ただ、Xの周辺には、過去に薬物関係の事件で逮捕された人物もおり、彼らに主導権を握られるのを心配している人も多い」(同)

 X一派が欲しいのは、清原被告のマネジメント権にほかならない。逮捕されたとはいえ、球界のスーパースター。何かしらの方法で「金になる」と踏んでいるようだ。

 別の関係者によると「最近は、X一派に関東連合筋も絡んできている。その中のひとりであるYは、ボクシングや地下格闘技に顔が利く。最終的には、清原被告をリングに上げたいようだ」という。

 前出の支援者グループの中にも格闘技のプロモーターがいるため、話がこじれれば、今後興行をめぐって両グループがモメにモメる可能性もある。

「大事なのは清原被告本人の意思ですが、今の彼は薬物治療の副作用で精神的に参っている。思考が停止しているため、口車に乗せられ、知らぬ間に取り返しのつかない方向に行ってしまうかもしれない」(同)

 初公判で証人出廷した“ハマの大魔神”こと佐々木主浩氏は同被告の更生をサポートすると宣言しているが、スポーツ紙記者いわく「半信半疑。彼の性格からいって、自分にも火の粉が飛んできそうなときはフェードアウトするだろう」。法廷で涙ながらに再起を誓った清原被告だが、前途は多難だ。

最終更新:2017/05/31 17:41
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