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週刊誌スクープ大賞

「全棟建て替え」「高額買い取り」は甘いワナ!? 下請けに責任をなすりつける三井不動産の悪巧

motoki1026「週刊現代」(11/07日号、講談社)

今週の注目記事
第1位
「日本中、全国各地で発覚 まだある欠陥マンション あなたはどうする」(「週刊現代」11/7号)
「三井不動産“傾斜マンション”大騒動 絶対に騙されないための『10の鉄則』」(「週刊文春」10/29号)
「<三井不動産よ お前もか! ヒューザー、住友不動産……> 横浜『杭打ち偽装』で再点検する『欠陥マンション』悲劇の後日談」(「週刊新潮」10/29号)

第2位
「知っていましたか、マイナンバー 実は『受け取り拒否』できます」(「週刊現代」11/7号)

第3位
「体調と反比例? どんどん濃くなる安倍総理の『化粧』」(「週刊現代」11/7号)

第4位
「元ヤクザ幹部が明かす『拳銃・兵隊』沸騰闇市場」(「アサヒ芸能」10/29号)

第5位
「巨人・原辰徳監督『覚悟の辞任』全真相」(「週刊文春」10/29号)

第6位
「武豊 フェロモンお天気アナと裏切りの六本木」(「女性セブン」11/5号)

第7位
「ラグビー代表選手たちは名将エディーが苦手だった(笑)」(「週刊文春」10/29号)

第8位
「なぜ青森県は11年連続で『がん死亡率1位』なのか がん、脳卒中、心筋梗塞と県民性の相関」(「週刊ポスト」11/6号)

第9位
「知ってました? 最近の冷凍チャーハンものすごく美味しくなってます」(「週刊ポスト」11/6号)

第10位
「大阪でなぜか続出 珍名ラーメン店を仕掛けた匂う会社って?」(「週刊文春」10/29号)

番外 現代、ポストのSEX記事の勝者はどっちだ!

 まずはSEX記事から。ポストは巻頭から、グラビアページを使って16ページの「死ぬまでSEX SPECIAL」大特集。題して、「12人の美人女医が教えるめっちゃ気持ちいいSEX」。

 現代のほうも、ページ数では負けていない。ぶち抜き15ページ大特集「60すぎて70すぎて、80すぎて90になっても『したい』『大人のセックス』へようこそ!」。だが、タイトルを見てわかるように、これまでの焼き直しである。

 ポストは女から男へ、お前の考えているAVセックスは間違っとる、もっと女のことを知ってからやらんかい! と、まあこんなことを美人の女医さんたちが言うてはる。

 現代のほうも、女たちから男たちへ、もっと気持ちよくさせんかい! もっと女の体のことを勉強せい! ということである。

 読んでいて少し“感じる”のは、現代のほうかな。グラビアはともに秋枯れのようだ。ポストは、毎度おなじみの「美咲の森」。なかなか迫力はあるが。

 現代は「最近はこんなに可愛いんです! ミス東大候補 ベスト10人」と「藤田美里 美人すぎるキャディが水着に着替えたら」。袋とじはちょっとひねって、「有名女優たちが魅せた『洋酒カレンダー』とその時代」。カティサークの名取裕子など、なかなかセクシーではある。露出度ではポストが上だが、趣向を凝らしているのは現代か。よって、今週も引き分けにする。

 ここでひと言。先日、朝日新聞が「春画」の件で取材に来たが、文藝春秋は編集長を休養させた件についてはダンマリを決め込むようである。

 朝日新聞には、この沈黙は文藝春秋の「知的貧困」を表すものだときついことを言ったが、わいせつ表現の自由という観点から見たら、看過できない問題であるはずだ。

 まずは今週の10位。文春に最近大阪で、珍な名前を付けたラーメン屋が増えているというニュース。「バカみたいに愛してた」「今を粋ろ」「踊ろうサンダーバード」「くそオヤジ最後のひとふり」などなど。こうした珍名をつけて人気の企業名がこれまた珍名。「unchi株式会社」というんだそうだ。

 だが、麺そのものは至極まっとうだという。

「出てきたラーメンは透き通ったスープに、全粒粉を加えたプリップリ麺。拳ほどの巨大サイズの名物チャーシューは圧力鍋で三時間煮込んだとあって、トロトロ。まさに王道の味」(文春)

 店長は28歳の若者で、店名もエンタテインメントになっていることで、客に喜んでもらうために付けているという。いっそのこと「ウンチラーメン」とでもしたらいいのに。

 お次も食べ物の話。ポストが、最近冷凍チャーハンがうまくなっているという特集を組んでいる。以前もパンがおいしく焼けるトースターを特集していて、私も買ってみたが、なかなか優れものである。

 こうした日常生活での「良品」を取り上げるのは賛成だ。ポストは、売り物になるかもしれない「視点」を見つけたように思う。

 ポストいわく、売り上げナンバーワンとパッケージに書かれた「本格炒めチャーハン」(ニチレイフーズ)を試してみたそうだ。

「食べてみると、その理由はすぐにわかった。不思議なことに、きれいに水分が飛んで米がパラパラ。卵はふわふわしていて本来の甘みがあり、角切りのチャーシューは噛むと肉汁がしみ出すほどジューシーだ。さっきまで凍っていたとは思えない。焦げたタレの香ばしさが食欲をそそる」(ポスト)

 近所の中華料理店と比べて、遜色ないといっても過言ではないとまで誉めている。

 売れ筋冷凍チャーハンのランキングは、2番目に「具だくさん五目炒飯」(味の素冷凍食品)。3番目が「ザ・チャーハン」(同)。4番目が「あおり炒めの焼豚炒飯」(マルハニチロ)。5番目に「本格炒め炒飯 塩」(ニチレイフーズ)が入っている。

 今晩は冷凍炒飯でも買って帰って、わびしい食卓を少しでも華やかにするかな。

 お次もポスト。95年から始まったがん研の「都道府県別がん死亡率」だが、9月に公表した調査結果が波紋を広げているという。

 この調査は、厚労省の人口動態統計(75歳未満)をベースに、年齢分布の偏りを調整し、人口10万人あたり何人ががんで死亡したかを都道府県ごとに比較したものだそうだ。

 それで、11年連続1位という「不名誉」な記録を樹立したのが青森県だ。青森の死亡率は、男女計で98.0人と47都道府県で最悪、全国平均79.0人を大きく上回っている。最も低い長野県とは、29.7人の開きがあったという。

 青森県でも対策に苦慮しているようだが、やはり喫煙と飲酒率の高さが原因のようである。それと早期発見の率が低いため、症状が進行してから受診する県民が多いこともあるようだ。ちなみに低いのは滋賀県、三重県、最も低いのが長野県である。

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