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週刊誌スクープ大賞

日米通算で最多安打記録更新も、チチロー VS イチロー夫妻の断絶は続いていた!

 父と息子、いつの世でも相容れない仲ではあるが、3,000本安打を達成したときには、電話の1本でも父親にかけてあげてほしいと思うのは、私がチチローの世代だからだろうか。

 6月12日未明、アメリカ・フロリダ州のナイトクラブで49人が射殺、53人が負傷したテロ事件には驚いた。銃乱射事件の犠牲者が50人に上るのはアメリカ史上最悪になるそうだ。

 犯人とされるオマル・マティーン容疑者(29)は警察との銃撃戦で射殺されたが、イスラム国は運営するニュースサイトで犯行声明を出した。

 フライデーによると、容疑者はアフガン人の両親を持つ移民2世で、世界最大の民間軍事会社「G4S」で警備員として働いていたので、いつでも銃を携行することができた。

「犯行に使われたアサルトライフルは、米軍の自動小銃M16を民間向けに改良した『AR15』。殺傷能力が高い銃ですが、米国では合法的に10万円ほどで容易く入手できます」(在米ジャーナリスト)

 容疑者は国内育ちの一匹狼のテロリストだそうで、イスラム国と直接のネットワークを持っているわけではないため、実際に犯行に及ぶまで本人の危険度を当局が察知することができにくく、未然に防ぐことが難しいそうだ。

 イスラム国は同性愛者を敵視しているため、この容疑者も同性愛者が集まるこのクラブを狙ったのではないかといわれている。

 共和党の大統領候補トランプ氏は、イスラム教徒の一時入国禁止を訴えているが、そんな考えでは、国内にいるイスラム国同調者によるテロを防ぐことなどできはしない。

 米国国内にある民間人が所有する銃は、3億丁もあるというのだ。なんらかの銃規制を早急にすることが、テロを未然に防ぐための第一歩である。

 人間を殺すのはヤクザやテロリストばかりではない。ツキノワグマが、秋田県鹿角市の山中で4人の人間を襲い、内臓をえぐり食らった事件が起きた。

 その殺人熊は、市の猟友会のメンバーたち4人に追われ殺されたが、体長120センチ、70キロの雌だったというから、そう大きな熊ではない。

 ツキノワグマはヒグマと比べると臆病で、人間を襲うことはほとんどないといわれるが、この時期生えるタケノコは熊の大好物で、それを採ろうとする人間が現れたから襲ったのではないか。それで人間のおいしさを覚えて、人間とみれば躊躇なく襲ったのではといわれているそうだ。

 そういえば、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞を取った映画『レヴェナント 蘇えりし者』に、ディカプリオが熊に襲われるシーンがあった。作り物とは思っても、あの恐怖感は相当なものだったが、殺された4人の人たちは、どれほどの恐怖を味わったことであろう。ご冥福を祈りたい。

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