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ゴールデン→深夜に繰り下げが功を奏した! テレ朝『プロレス総選挙』が大健闘

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 12日深夜0時13分からオンエアされた『現役・OBレスラー200人&ファン1万人が選ぶプロレス総選挙』(テレビ朝日系)が平均視聴率4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマーク。この時間帯では大健闘した。

 もともと同番組は、午後8時58分からの放送が予定されていた。ところが、前番組『2017 WBC第2次ラウンド 日本対オランダ』が4時間46分に及ぶ死闘を繰り広げ、今大会最高の25.2%の高視聴率を獲得。『プロレス総選挙』は3時間15分も繰り下げての放送という異常事態になったが、そのままチャンネルを替えない視聴者も多かったようで、深夜番組としては上々の視聴率を記録した。

 かつてはゴールデンで放送されていたプロレス中継も、いまや深夜やCSでの放送に“降格”。試合中継ではないとはいえ、久しぶりにゴールデンでプロレス番組がオンエアされるとあって、プロレスファンの大いなる期待を集めていた。

 日曜の午後9時台は激戦区。同日、“強敵”WBCを裏に回して、木村拓哉主演『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)は14.7%と健闘。『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)は前週より3.3ポイント下げたが、それでも12.3%と踏ん張った。そのあおりを食って、『大貧乏』(フジテレビ系)は最終回ながら4.4%と爆死した。

 では、『プロレス総選挙』が予定通り放送されていたらどうだったか? 『A LIFE』や『行列』の裏で苦戦したであろうことは明白。ヘタをすれば、『大貧乏』に負けて、赤っ恥をかいていたかもしれない。その意味では、深夜に繰り下がって、かえって幸いしたといえそう。

 ところで、この『プロレス総選挙』をめぐっては、テレ朝の編成に大いなる疑問が持たれている。WBCオランダ戦の開始時間は午後7時。つまり、2時間弱で試合が終わらなければ、予定時間にスタートできない設定になっていたのだ。プロ野球公式戦の平均試合時間は3時間を超える。ましてや、WBCの場合、球数制限があるため、投手交代の回数も多く、試合時間は公式戦より必然的に長くなる。それがわかっていながら「午後8時58分開始」は、ある意味、「ゴールデンでの放送」をうたって、プロレスファンを引きつけるための“詐欺行為”だ。

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