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浜崎あゆみもEXILE・ATSUSHIも、実際には来ない! 刑務所慰問タレントが“絶滅の危機”

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 去る10月28日、今年の文化功労者のひとりに、俳優の杉良太郎が選ばれた。

 杉はベトナムなど海外での国際貢献をしているほか、15歳から刑務所の慰問を続けてきたことも評価されたわけだが、古い芸能関係者によると「この慰問タレントは絶滅の危機にある」という。

「昔は芸能プロが暴力団と一体で、刑務所に行った恩人のために慰問するタレントも多かった。でも、今はそういうのは減ったから、純粋にボランティアでやらないといけない。ハッキリいって、金にはならない。刑務所で作られた品を売るイベントに顔を出していた篠田麻里子とかバーニング系のタレントもいるけど、あの人たちは普段、ムショには近寄りもしないからね(苦笑)」(芸能関係者)

 11月3日、府中刑務所で行われた文化祭では、衣類や靴、枕といった日用品や家具製品など、全国の刑務所での刑務作業製品の特売とともに、府中刑務所で焼かれる名物ぶどうパンや、所内の食事を模した麦飯弁当なども並んだが、ここで見かけたのは“受刑者のアイドル”2人組「Paix2」(ぺぺ)。

 彼女たちは00年のデビュー以来、およそ16年間で約400回の慰問コンサートをこなしてきた正真正銘の慰問アイドルで、一般的な知名度は低いが、受刑者の間ではAKB48よりも知られているという話だ。

 Paix2の関係者によると「ManamiとMegumiの2人は、ほとんどの活動がボランティアで、自分たちで車を運転し、走行距離は総計110万キロ以上。ギャラを受け取るようになったのは今年になってからで、それでも日当数千~1万円程度、仕事として成り立たせるのは不可能」だという。

「彼女たちに続く慰問アイドルがいないのはそのせいで、スケジュールは各刑務所の都合に合わせなくてはならず、それも作業のない土日か祝日のみ。九州から、わずか1日で北海道まで移動しなくてはならないこともあったんです。それに一般でライブをやると、慰問時にファンになった元犯罪者がたくさん詰めかけ、たとえ相手が元暴力団関係者だと知っていても、笑顔で対応しないとならない。それこそ、AKBの一部オタク相手より、ずっとリスクがあるんですよ」(Paix2関係者)

 昨年、杉の呼びかけで、浜崎あゆみやEXILEのATSUSHIらが特別矯正官に任命されたが、現状彼らが全国で慰問コンサートを行ったりしているわけではない。そのためPaix2のような本物の嬌正支援官が誤解されるところもあるようだ。

「昨年、事情をまったく知らないアイドルグループが3組ほど、金になると思って食い込もうとしてきたことがあったんです。でも、こっちのギャラ相場や活動実態を知った途端、去っていきました。売名行為でやれるような、安易なものではないですからね。そのことは受刑者たちも知っているんで、『慰問する』と言いながら姿を見せない浜崎あゆみなんかには、むしろ所内から批判の声も聞かれるぐらい」(同)

 ただ、Paix2の2人はアラフォーで、もはやベテランの部類。人材不足という問題があり、彼女らに続く若い“刑務所のアイドル”が期待されてもいる。

「後に続く若い女性タレントがいたらいいんですけど、現実的にはPaix2ほど根性のある人たちは、なかなかいない」(同)

 刑務所という性格上、アイドルの必要性があるわけもなく、大きな予算が組まれることもないので、このままでは将来的に慰問タレント、特にアイドル的な女性グループは絶滅してしまうこともありそうだ。
(文=ハイセーヤスダ/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2017/06/13 14:23
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