日刊サイゾー トップ > エンタメ  > TBS“虚偽”発言は誰が作った?

名誉毀損裁判で和解の『マツコの知らない世界』 謝罪した“虚偽”発言は、誰が作ったのか?

名誉毀損裁判で和解の『マツコの知らない世界』 謝罪した虚偽発言は、誰が作ったのか?の画像1

 TBS系のバラエティ番組『マツコの知らない世界』で虚偽の内容を放送されたとする名誉毀損の裁判で4月10日、原告の60代男性と被告のTBSが和解した。問題の放送は昨年2月、男性の元妻がゲスト出演した際、3年前に離婚した元夫について「(婚姻中に生活費を)一銭ももらったことがない」うえ、離婚するのにも3年半かかったという話をしていたが、男性はその内容に虚偽があり、番組を見た人々の間で悪評が広まったとして、昨年9月に1,100万円の損害賠償を求めていた。

 合意内容は不明ながら、TBSは12日、番組ホームページに謝罪文を掲載。ただ、わずか3行の簡素なもので、内容に虚偽があったかどうかは書かれていなかった。

「2016年2月16日の放送において、出演者の元配偶者のプライバシーを害する表現がありました。ここにお詫びいたします」

 同番組はマツコが各ジャンルのスペシャリストを招いてトークするものだが、問題の放送ではラジオ番組などにも出ているミニチュアコレクターの星南子氏が1984年に結婚、2013年に離婚した元夫について「結婚してから味噌、米、しょうゆ、息子の学費、一銭ももらってない。なかなか別れてくれず、離婚裁判で3年半かかった」と話していた。

 これには、放送当時にネット上でも「番組が人生相談みたいになっていた」「公共の電波で言うことか」といった視聴者の声もあったが、番組内で紹介される商品がバカ売れすることでも知られる人気番組とあって、その影響力は絶大。放送後、星氏は「お陰様で大盛況です」と、鎌倉で経営する店に多数の視聴者が訪れたようなことをTwitterでつぶやいていたほどだ。男性への負の影響も小さくなかったと想像できる。

 しかし、その内容が虚偽だというなら、誰が話を“作った”のか? TBSの別番組のディレクターが言う。

12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

水原解雇に間に合わなかった週刊誌スクープ

今週の注目記事・1「水原一平“賭博解雇”『疑...…
写真
イチオシ記事

さや香、今年の『M-1』への出場を示唆

 21日、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「賞レース2本目やっちまった芸人」の完結編が放送された。この企画は、『M-1グランプリ』(同)、『キ...…
写真