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安室奈美恵以外に“大物感”対応の歌手って!? 『紅白歌合戦』低視聴率の一因は、台本読みすぎ?

『We Love SEIKO Deluxe Edition-35th Anniversary 松田聖子 究極オールタイムベスト 50+2 Songs-』(ユニバーサル ミュージック)

 引退前最後の『第68回NHK紅白歌合戦』で瞬間最高視聴率を叩き出すなど、何かと話題を振りまいた安室奈美恵。

 NHKホールではなく同局内の別室から生中継だったりと特別扱いされていた安室だが、紅白歌合戦では、ほかにも松田聖子が“特別扱い”を受けていた様子が見られたという。

「松田のリハーサルの際、音響操作をするPA卓の一部に“SEIKO MATSUDA”のスタッフジャンパーを着たスタッフが入っていたんです。ほとんどの歌手の場合、そのPA卓にはNHK側のスタッフが入っていましたが、29日に、NHK側のスタッフが松田側のスタッフに『昨年と同じ通りなので大丈夫だと思いますけど』という話をしていたり、音合わせ中にハウリングが起こって再度音合わせする際には、その松田側のスタッフがPA卓から松田に駆け寄って話を聞き、微調整したりもしていました。なお、松田の出番が終わった後に、NHK側のスタッフが音響を再調整し直してもいたので、ただでさえ本番は生放送で時間がない中での作業することになるスタッフの苦労がしのばれる感じでしたね。そのように自前のスタッフを用意していた松田ですが、午後からのリハーサルにもかかわらず、午前中に早々と囲み取材には応じないと通達を出したりと、大物感も満載でした」(週刊誌記者)

 また、今回の紅白歌合戦では視聴率は歴代ワースト3ながら、総合司会の内村光良をはじめ嵐・二宮和也、有村架純の司会も光ったと言われているが……。

「3日間リハーサルを見ていて、リハーサルと本番で同じセリフが多く、台本を忠実にやっていて、つまらなく感じる箇所も多く見られましたね。たとえば、今年は映像でのグランドオープニングという形を取りましたが、NHKホールでの内村の第一声の『なんて贅沢なオープニングだったんでしょうか! ここに立っているのがウソだろうと思います』というセリフも、リハーサルの言葉とほとんどそのままでした。ほかにも、倉木麻衣の曲紹介のところで“自分の好きなアニメを紹介”するという部分でも、リハーサルで3人ともカンペをそのまま読んで作品を挙げていましたが、本番でも同じことを話しており、本当に好きそうな感じも伝わってこなかったですね。これでは、生放送でやる意味があるのかと思いたくなるような台本通りの進行も多かったので、安定感があるといえば聞こえはいいですが、感情が乗ってなかった感じが視聴者の心を掴めず、歴代視聴率ワースト3につながった一因になったのかもしれません」(同)

 昨年は日本テレビの“笑ってはいけない”シリーズや、テレビ東京の演歌番組なども大健闘して視聴率を伸ばした大みそか。今年の紅白歌合戦では、少しでも巻き返しをみせることができるのだろうか。

最終更新:2018/01/06 10:00
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