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胸を揺らし「ミルクをたくさん使ってる」とアピール……“エロすぎ広告”で、カフェ店主と爆乳モデルを逮捕

宣伝用に裸エプロン姿で写真に収まるモデル

 ある意味では裸よりエロく、男の妄想をかき立てる女性の裸エプロン姿。大事なところが見えそうで見えないのが男にとってタマらないわけだが、これを広告に使ってしまうと、犯罪となってしまう国があるようだ。

 東南アジアの国・タイのチョンブリー県でコーヒーショップ「Coffee On The Day」をオープンしたオーナーが、店の宣伝のためにセクシーモデルを起用し、写真とビデオ撮影を行った。しかし、その画像と映像がタイのSNS上に出回るや、大きな批判の渦が巻き起こった。

 画像では、ほとんど素っ裸の上に小さなエプロンだけを身に着けた爆乳モデルが、コーヒーを作ったり、客にコーヒーを出したりする姿が映し出されている。そして映像のほうでは、今にもエプロンからはみ出そうな大きなオッパイを揺らしながら、「ここのコーヒーは美味しいわよ、ミルクをたくさん使ってるから」などと、見ている男たちを挑発するような声でアピールしている。

 この映像を見た警察当局は、これがタイの法律に違反しているとして、店のオーナーであるプラソン・スッコーン氏と、地元出身のモデルであるアリサ・スワンナウォンさんとミンゴムット・コンサワスさんを呼び出し、尋問を行ったという。

 警察によると、これらの卑猥な映像や画像をインターネット上にアップロードして誰もが見られるように公開したことはタイの法律に違反しており、有罪となれば5年以下の懲役および10万バーツ(約35万円)以下の罰金が科されるという。

 スッコーン氏は、警察からの告発に対し、広告は確かにセクシーなものにしたが、決して淫らなものではなく、タイのイメージを汚すような意図で作ったわけでもないと弁明し、謝罪している。

ご覧のとおりの爆乳(アリサ・スワンナウォンさんのフェイスブックより)

 一方、モデルとなった2人の女性は、スッコーン氏が客集めに苦労しているのを気の毒に思い、無償で店の宣伝に協力することを申し出たと言い、「みなさんが許してくれることを望みます。これほど多くの人が怒るとは思ってもみませんでした」と、反省の言葉を述べている。

“微笑みの国”として知られるタイだが、エロに関しては意外と厳しく、笑って許してはくれないようである。

 

最終更新:2018/02/21 21:00
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